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皆さま、質問です。うさぎは猫のように抱っこ出来るでしょうか、出来ないでしょうか。
結論を申しますと、抱っこは出来ます。ただし、仔うさぎの頃から抱き癖をつけておくとか、うさぎそれぞれの性格によるということが関わってきます。ペットを飼ったらば優しく抱っこしたいのは、誰もが思うことです。
そこで今回は、猫のようにはいかないとしても、可愛いうさぎを抱っこする方法をご紹介します。
目次
うさぎは抱っこが嫌いなの！？
うさぎは元々抱っこが苦手な動物です。とても臆病で警戒心が強いために、触られることもイヤがる傾向にあります。野生の中では一たび捕まってしまったら、命の危機にさらされる訳ですから、そうした本能が働くのではないでしょうか。小動物のさがとも言えます。
なので、抱っこが嫌いというよりも、捕まったら食べられる、敵から逃げる習性があることを、頭に入れて置いて下さい。そう考えると逃げられるのも当たり前ですし、逃げる素早さは生きるためのものということです。我が家のうさぎもびっくりするほど素早い動きをします。ところどころにある障害物に全く当たることなく猛スピードで駆け抜けます。不思議なくらいです、とこれは余談でした。
うさぎを抱っこするコツは？
ここからはうさぎを抱っこするためには、どうすれば良いのかを紐解いてまいります。
怖がらせないようにしましょう
うさぎは何にでも敏感に反応します。我が家のうさぎは生まれてもう２歳になるのですが、何も警戒することなんてないのに時々足ダンをします。何を警戒しているのか、残念ながらこうしたうさぎの気持ちはまだまだ読めないままです。
なので、まずは怖がらせないようにするということが大事です。例えば、頭を優しくなでたり、頭から背中にかけてゆっくりとなでます。警戒の強い我が家のうさぎですが、寝る前に必ずうさぎ部屋の中に入って、頭や背中をなでる習慣をつけています。そうすると待ってましたという風に、見えないことはありませんよ。丸くなって大人しくしています。
うさぎの背後から抱えましょう
正面を向いていますとびびりますので、飼い主さんはうさぎの後ろ側に居るようにしましょう。
そして、胸の下に手を入れましてお尻を救い上げるように抱えます。
うさぎの後ろ足は、高い跳躍力が物語る如くしっかりしています。包み込むように持ち上げるというイメージで抱っこしてみて下さい。
出典：http://blog-imgs-14-origin.fc2.com/
立ってではなく座りましょう
気を付けることは、立ったままで抱っこしようとしますと暴れた時に飛び跳ねて、下に落ちたりして骨折する恐れがあります。うさぎは骨が弱いので、高い所から落としては大変です。なので、落ち着かせて出来れば正座をして抱っこの練習をすることをおすすめします。
ひじにうさぎの頭を覆うようにしましょう
これはうさぎの習性を利用した抱っこの方法です。うさぎは、暗くて狭いところに頭を突っ込むのが好きです。最初に飼っていた、部屋で放し飼いにしていたうさぎは、いないなと思ったらソファと窓の細くて暗くて狭い場所にじっとしていたものでした。
この原理を応用して、正座で抱っこ出来たら、うさぎの頭をひじの部分で覆うようにして隙間にうさぎの頭がスッポリ入るイメージで抱っこすると安心します。
何よりも安心感がうさぎにとっては大事です。うさぎはストレスにもかなり弱いというデリケートな生き物ですから、慎重にうさぎの様子を見ながらチャレンジして見て下さいね。
出典：獣医師広報板
お腹を体に密着させましょう
先ほどはひじの部分でしたが、少し慣れたらお腹を密着させて抱っこするというのも安定した抱っこになります。
お尻をしっかりと左手で支えて、飼い主さんのお腹とうさぎのお腹が、ピタッとくっつく形にしましょう。
右手の方よりも左手のお尻を支える方に力を入れた方が、より安定感があります。兎にも角にもうさぎさんに恐怖感を与えないように、細心の注意を払いながら抱っこをします。
出典：獣医師広報板
抱っこを習慣にしましょう
ひじでの抱っこでも、お腹での抱っこでも、何秒間か大人しくして抱っこが出来ましたら、よく出来たねと褒めながら離してあげましょう。
最初から長い時間はうさぎにも負担になってしまいますから、少しずつ時間を伸ばしていきましょう。気長に、焦らないで、慣れるまで諦めないことが大切です。
何するんだと最初はプンプンしてる様に見えますが、飼い主さんの愛情の深さを感じ取って、抱っこさせてあげようと思ってくれるのではないでしょうか。
うさぎの抱っこのまとめ
ムービーで見るうさぎさんは、自分から膝の上に乗っていたり、朝ご主人様を起こしに来たりと、人懐こいうさぎさんが多いです。だからこそアップする訳ですが、仔うさぎの頃から人懐こいと楽ですね。でも、それはごく稀でしょう。
まずは安心感を与えること、そして座って抱っこをすること、体に密着させることに気を付けながら、ゆっくりとうさぎとの距離を縮めていってください。くれぐれもうさぎのストレスにならないよう、体調にも配慮しながら抱っこの練習に励んで下さいませ。今回のご紹介が一助になれば幸せます。
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