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卒園式は、大体が3月の中旬に開催されます。そして、ちょうどその時期あたりまでが、インフルエンザが流行する時期です。
大人と比べて、子どもは免疫力が低いです。予防接種の効力もおよそ半年ということで、3月中旬というのはインフルエンザにかかりやすい時期でもあります。
幼稚園では毎年のように、インフルエンザなどの病気で卒園式を欠席する子どもたちがいるのだとか。一大イベントだけに、欠席となるのは悲しいこと。しかし、受け入れなくてはいけません。
そんなわけで今回は、卒園式を欠席せざるを得ないときの対処法についてまとめました。
目次
子どもが病気にかかったときのやること2つ
子どもが病気にかかり、どうしても欠席せざるを得ないとき、以下の2つを必ずやるようにしましょう。
- 欠席することを連絡する
- 病院へ行き、診断書をもらう
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ギリギリでも良いので、休むことを連絡する
インフルエンザや風邪などの病気にかかっていても、「卒園式には連れて行ってあげたい…。」と思いますよね。親であれば当然のことですし、保育士の方も子どもたちの頑張りを日々見ているから、同じように思っているはずです。
しかし、インフルエンザはもちろん、風邪などの病気のタイミングで出席するのはNGです。当たり前のことですが、卒園式には多くの人が集まります。そこに病原菌をまき散らすということは、バイオテロそのものです。
インフルエンザは、亡くなる人もいるくらい強力な病原菌です。出席させたい気持ちは分かりますが、必ず欠席させましょう。そして、ギリギリになっても良いから休む旨を伝えるようにしましょう。
もちろん、連絡は早くするに越したことはありません。可能であれば、病院へ行くのも休む可能性があると伝えるのも、早め早めに対処しましょう。
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h3>病院へ行き、診断してもらう
子どもを見て「うちの子、インフルエンザだ!」と気が付くのは、症状が悪化してきた頃でしょうし、人によっては中々病院に行く決断を下せない人もいるはずです(私の家庭もあまり病院には頼らない生活を送っていました)。
会社でもそうですが、病欠をする際は病院へ行き、診断を受け、診断書をもらいますよね。
診断がそもそもの目的ではありますが、幼稚園の教諭の方々へ伝えるという意味で、診断書は必須です。
病欠の際は一報入れることと、病気の診断書をもらうこと。この2つを絶対に守りましょう。
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子どもではなく親本人が病気になったら
子どももインフルエンザのリスクがありますが、当然私たち親世代にも感染するリスクはあります。
ここでは、子どもではなく自分自身が病気にかかり、卒園式に出席できない場合の対処法を紹介します。
親族にお願いして、複数人で行く
最近は両親で行くのが一般化しているようなので、どちらか片方が出席できるようであれば、特に問題はありません。
しかし、同じ場所に住んでいる限り、夫婦そろって同じ病気にかかる恐れは十分にあります。近隣に親族がいれば、体調の悪い段階で相談しておきましょう。
大事な行事のときは、基本的に2人〜の体制を整えるようにしておく、というのがベターですね。
ビデオ・写真撮影の手順を教えておく
親が卒園式に行けないときに、一番困るのが「撮影」ではないでしょうか。
普段撮影機器を使っている人が病気で行けないことになると、うまく撮影できなかったり、そもそも録画できていなかったり問題も出てきます。
こういったことを防ぐためにも、最低限の撮影のやり方を卒園式前にレクチャーしたり、説明書のありかを把握しておいたりしておきましょう。
当たり前ですが、こういった不測の事態に備える意味でも、親族の内、少なくとも2人は撮影機器の最低限の使い方を共有しておくことが重要です。
卒園式を欠席しても、後日小規模開催はある
親は欠席してしまったらそれまでですが、子どもたちは、卒園式当日を欠席することになっても、後日開催されます。
規模は当日のそれより小さくなりはしますが、簡易的にでもやってくれるのはありがたいですね。
やることも最小限で、基本的には卒園証書の授与をするくらいです。が、せっかく幼稚園の教諭の方々が改めて開催してくれるので、こちらもそれだけの意気込み・服装で臨みましょう!
おわりに
「せっかくの卒園式だし、うちの子がちょっと体調悪くても、まあ何とかなるでしょ」と、子どもがインフルエンザでも出席させる親も中にはいますが、これは絶対にやってはいけないことです。
卒園式のあとに家族旅行を考えている人もいるかもしれませんし、身体の弱い子に感染させてしまう恐れもあります。
「熱が下がったから大丈夫」ということもありません。インフルエンザは「学校保健安全法施行規制」によって、「解熱後2日間(幼児は3日間)、発症後は5日間は出席停止」と定められています。
出席させたい気持ちは大いに分かりますが、他の子どもたち、親の気持ちになって考え、正しい行動を取りましょうね。
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