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バーベキューの料理って、基本的に「焼くこと」がメインですよね。単純に焼くだけでも美味しいのですが、会場に蓋があるだけで「蒸す」ことができるようになります。
料理としてできることが増えたら、その分バーベキューの食事もレパートリーが豊富になり、美味しく頂けます。
蓋付きのグリルがあれば蒸し焼きも簡単なのですが、蓋なしのグリルのほうが一般的なようです(海外だと蓋付きがポピュラーなようですが)。
というわけで今回は、蒸し焼きに使える蓋の代用となるアイテム3つを紹介していこうと思います。
目次
蓋をして焼くことで得られるメリット
普通に焼くだけの食事よりも、蒸し焼きにする方が美味しくなる場合があります。多少の手間や出費が必要になりますが、蓋をして焼くことによって得られるメリットをまずは見ていきましょう。
火がしっかり通る
蓋なしで焼くよりも、蓋をした状態で焼く方が火の通りが良いです。理由は単純に熱がこもるからなのですが。
蓋をすることで、厚い肉も中まで火を通すことができますし、野菜がパサパサになるようなことを防げます。
一つ問題があるとすれば、蓋によっては中身が見れないので、定期的に確認する必要があるくらいでしょうか。
燻製にすることもできる
サクラのスモークウッドなんかがホームセンターや楽天など通販サイトで売られていますが、バーベキューのときにはこれらの燻製用チップを持っていくと、簡単に燻製肉を作ることができます。
炭の上にチップを敷き、煙が出てきたら蓋をしましょう。蓋をして60〜90分スモークすることで、燻製肉ができあがります。
時間に余裕があれば、さらに+30〜60分スモークさせるとより美味しくなりますよ。
油が飛び散らない
食事のメリットではありませんが、これも立派なメリットです。
肉を焼いていると、油がそこかしこに飛び散ります。バーベキュ−だけのことではなく、日常での料理もそうなので仕方がないことではありますが、蓋さえあれば汚れが飛び散ることを防ぐことができます。
最初から最後までしっかり蓋をして肉を焼くよう意識していれば、衣服が汚れないだけでなく、片付けも圧倒的に楽になります。
もちろん、蓋をしてばかりのバーベキューにするには鍋奉行ならぬバーベキュー奉行である必要があるので、苦にならないならやってみましょう。アウトドアですし、そういったことを気にせず楽しむ方がメリットが大きい気もしますが…。
バーベキューセットに蓋がないときの代用品
バーベキューをするのに蓋は必需品!といっても過言ではないことが分かったところで、蓋がない場合の代用品3つをそれぞれ見ていきましょう。
丸みのあるフライパン
蓋を新たに買うのが面倒!だという方は、丸みのあるフライパンを持ち込みましょう。反対向きにしてかぶせれば、蓋の代わりに利用することが可能です。
ただし、長時間蓋にすると、鍋へのダメージも出てきます。大事にしたい鍋ではなく、使い込んでいる鍋・もう使っていないけど捨てきれずに持っている鍋などを蓋代わりにすることをおすすめします。
ガラスの蓋
平なものではなく、丸みのあるガラス蓋ですね。
これのメリットは、焼いているものの中が蓋を開けずとも分かることです。「今どれくらい焼けているのか」が直感的に分かるので、バーベキュー初心者ほどおすすめできるのがガラス蓋。
注意点としては、亀裂の入ったガラス蓋は割れる恐れがあることでしょう。また、使い終わってすぐに冷たい水で洗うのもNGです。割れますからね。
ステーキカバー
最後に紹介するのは、ステーキカバーです。お好み焼き屋さんなどでも見る、取っ手の付いたカバーですね。
これなら軽いから持ち運びも楽ですし、ガラス蓋と違って割れる心配もありません。また、蓋専用のアイテムなので、使用用途としてマッチしているので、フライパンのように消耗を気にすることもないでしょう。
これを「持っている」という人が圧倒的に少ないのが問題点ですね。バーベキュー・燻製用に事前に用意する必要があるため、手間といえば手間です。
が、個人的にもバーベキューで蓋焼きをするのはステーキカバーが一番楽だと考えています。1,000円前後で買えるので、これから何度もバーベキューをする機会があるという方は、用意して損のないアイテムですよ。
おわりに
ただ焼くだけのバーベキューも、蓋さえあれば蒸し焼きや燻製など、料理の幅が一気に広がります。
蓋付きグリルを持っている人がいるなら、それを使うのが一番手っ取り早いですが、そこまで本格的にやっている人が周りにいない場合は、代用品を使って蓋をする方がコスパ的にも優れています。
より美味しく、片付けの手間を省くためにも、代用品で蓋をして素敵なバーベキューの思い出を作りましょうね。
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