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会社のイベントや友達と予定を組んで決めたりなど、春〜夏にかけての時期はバーベキューをやるタイミングがたくさんあります。


その度にバーベキューの食材やセットの準備と、大人数でやる場合でも持ち込むものが多くて大変ですよね。

では、そんなバーベキューの道具たちは、どんな違いがあるのでしょうか?使うものを変えてみたら、食べ物の味が変わったり準備や片づけが楽になったりするでしょうか?

今回の記事では、それらが特別変化しやすい、バーベキューで使われる燃料について比較をしてみました。炭類(チャコール)とガス・ガソリン、それぞれの調理・片付けなどについてまとめたので、バーベキュー前にぜひ参考にしてみて下さい。

燃料の基本






まずは燃料の基本的な部分から。2つの簡単な違いと、用途について。

炭類



ホームセンターや楽天などの通販サイトなんかでも購入できるため、敷居はそこまで高くはありませんね。

木炭や備長炭など、いくつかの種類があります。基本的には手に入りやすい木炭を利用しましょう。ガスと違って重たいですが、香り豊かにパリッと美味しくなるため、よりバーベキューを楽しみたい!という方はこちらがおすすめ。

ガス・ガソリン



ガスボンベ数本とガス用のバーベキューコンロがあれば良いので、持ち運びの良さは断然こちら。

作業が楽で手間取らないため、大人数でバーベキューをやる場合はガス・ガソリンを利用した方が無難でしょう。欠点らしい欠点がなく、初心者でも扱いやすいので、私個人としてはこちらの方がおすすめです。

それぞれのメリット・デメリット


それでは、炭類・ガス類それぞれのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

炭類のメリット


炭類でバーベキューをすることで得られるメリットは、何より「お肉が美味しくなること」が挙げられるでしょう。

炭での加熱は遠赤外線効果を利用することになります。電磁波で温めることになるので、風の影響を一切受けないんですね。よって、お肉に火がムラなく均一に通るのです。

また、焼くときに炭独特の香りが付いた煙を浴びることになるため、お肉が香ばしくなり、いつも以上に美味しくなります。

炭火焼きでお肉を焼いて食べるのは、日常的どころか焼肉屋さんに行った場合でもそうそう味わえるものではありません。バーベキューならでは!な雰囲気も味も、ガス類のバーベキューよりも間違いなく上です。

炭類のデメリット


炭類でバーベキューをするメリットは、基本的に「美味しくなる」ということですが、逆にデメリットとしては、全体的に時間がかかることが挙げられます。

準備をするにしても、コンロに炭を並べていく必要があります。火加減調整のために、片側に炭を多く置き、反対側は少なくするなど、火力調整を炭の数で考える必要もあるため、ある程度の経験も必要でしょう。

また、炭に火を付けるまでにも手間取りますし、火がつくのも遅いです。お肉を投入し始めるまでに、10分前後の時間が必要になります。

片付けの段階でも、コンロの片付けはガスコンロの数倍面倒ですし、こちらも経験がないと、炭の処分に一苦労するでしょう。

美味しくなる代わりに、バーベキュー全体通して手間や時間のかかる作業が増えるため、人数が増えれば増えるほど、それだけ手間が発生します。少数人数でやるなら、その分楽になるため、内輪で楽しむ分にはそれほど大変ではありませんが、苦労することは認識しておくべきでしょう。

ガス・ガソリンのメリット


次はガス類のメリットを。炭類との違いを明確にして、比較していきましょう。

ガス類のメリットは、炭類のデメリットと真反対のことで、バーベキュー全体通してかなり楽なことです。

火をおこすのにも時間はかかりません。普段コンロを使う時、スイッチをひねるだけですよね。それと全く同じなので、炭のような手間なく火の準備が完了します。

また、炭では火加減調節が難しいですが、ガスコンロはひねるスイッチの角度をちょこっとズラすだけでOK。

さらに、片付けもガスボンベを取り除き、鉄板と受け皿を洗うくらいのものです。鉄板の洗い方は「バーベキューの鉄板の手入れ方法。長持ちさせるコツを伝授!」を参照下さい。

最後に、炭は持ち運びが大変です。帰りには余った分を持って帰る場合もあるので、最後まで重たい思いをすることもあるでしょう。ガスコンロは軽いため、数本あったところで炭よりも圧倒的に軽くて楽です。

楽してバーベキューを楽しむためには、炭よりも断然ガスでの調理。ということですね。

ガス・ガソリンのデメリット


ガス類のデメリットを見ていきましょう。

こちらは、強いて言うなら味が炭類よりも劣ることですね。炭火焼き独特のあの風味は、ガスコンロで出せるものではありません。上述した通り、焼肉店でも基本はガスでの調理なため、炭火焼きはバーベキューならではの味わいです。

しかし、「せっかくだから」ということで、わざわざ炭を用意して食事を楽しむのがバーベキューの醍醐味でもあります。そういう理由で、ガス類よりも炭類の方が人気が高いようですしね。

おわりに


私はやっぱり、ガス・ガソリンでのバーベキュー派です。炭で焼くお肉も美味しいですが、バーベキューというのはアウトドアな雰囲気を味わいつつ、誰かと交流を深えるためのものでもあると思っているからです。

だったら、味にこだわるよりも、ガスコンロを使って準備や片付けを楽にして、火加減の心配もないような環境で楽しむ方が良いかなということで。

あなたもバーベキューをやるときは、炭で焼くのかガスで焼くのか。それぞれの燃料の特徴をしっかりと認識し、事前に比較検討しておきましょう。

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