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暖かい日が増え、春の足音が聞こえてくる季節になりました。春と言えば、卒園・入学シーズンですよね。

では、2017年の幼稚園・保育園の卒園式はいつ頃行われるのかを見ていきましょう。


幼稚園と保育園の違いについて。




入学前の子供が通う施設として、よく利用されているのが「幼稚園」と「保育園(所)」の2つが挙げられます。この2つの施設、どのような違いがあるのでしょうか?

幼稚園って?


「幼稚園」といっても、大まかに2種類に分けられます。一つ目は「私立幼稚園」。もう一つは「公立幼稚園」です。その名の通り、私立は法人などの会社が経営しているもの。公立は市町村などの自治体が運営しているもので、先生は「公務員」ということになります。

どちらも“文部科学省”の管轄になり、学校教育施設の一つです。なので、一日当たりの保育時間も4~5時間と短かく、学校のように「夏休み」や「冬休み」などの長期休暇もあります。現在は「預かり保育」といって、保育時間の延長を設けている園もありますね。

保育所って?


こちらは厚生労働省が管轄の児童福祉施設となります。「認可保育園」と「認可外保育園」などに分けられます。どちらも簡単に言うと、共働きや、家庭の事情により、日中子供の面倒を見る人がいない家庭のための施設なんですね。そのため、基本的に長期休暇はありません。一日8時間以上保育してくれます。

施設によって異なりますが、0歳児(生後3か月程度)~5歳児(就学前)までの子供たちが、朝早ければ7時から通っています。別料金にはなりますが、夜8時ぐらいまで保育してくれるので、働くママにはありがたいですよね。

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2017年の卒園式はいつ頃?どんな内容?


では、2017年の卒園式について、見てみましょう。

幼稚園の卒園式は3月中旬から下旬にかけ、週末の平日を中心に行われることが多いようです。今年は3月10日(金)~26日(日)の間に行われることが多いと思います。私立幼稚園は、一つの法人がいくつかの幼稚園を経営していることが多いため、系列内で曜日や週をずらして行われるのが一般的ですね。

時間は約一時間程度。子供たちの集中力を考えると、あまり長くても飽きてしまいますから、サクサクっと進める内容になると思います。入場に始まり、卒園証書の授与、園長先生や来賓の挨拶、保護者代表の挨拶、在園児からの言葉、卒園児の言葉、歌といった内容になるのが一般的です。

それでは、保育園の卒園式はどうでしょうか。大体のところが3月中旬の土曜日を中心に行われるようです。今年は“3月18日(土)”が多いようですね。

認可保育園でも、法人が運営しているところが多くなっていますので、やはり系列内での曜日や週の調整があります。内容は幼稚園とほぼ同じになります。やはり、子供たちが飽きない1時間程度の内容となります。 

幼稚園、保育所、どちらもお住まいの区市町村によって違ってきます。小学校の卒業式、終業式と同日にならないようになどの配慮もあると思いますので、園に確認するのが間違いないですね。

卒園式後の保育はどうなるの?


卒園式が3月31日なら、何も心配はいりませんが、ほとんどの園は3月半ばの日程です。では、子供たちはいつまで園に通うことができるのでしょうか?

まず、幼稚園は「長期休暇」があるのが前提です。預かり保育を利用していなければ、卒園式後または修了式後にお休みに入ります。「春休み」ですね。また、預かり保育を利用していても、年度末になりますので、必ずしも月末まで預かってくれるとも限りません。園によっては「卒園したので預かれません」と断るところもあるようですので、早めに確認しておきましょう。

保育園は基本的に3月31日までしっかり保育してくれます。安心してお仕事できますね。

どちらに通っていても、4月1日からは「小学生」となります。その際は、基本「幼稚園」も「保育園」も通うことができません。では入学式までの間はどのように過ごすことになるのでしょうか?

2017年は4月1日が土曜日となっていますので、入学式は10日(月)が多いようです。それまでの間は基本的にご家庭で過ごすことになります。日中、ご両親がお仕事をされている場合は、「おじいちゃん、おばあちゃんに頼む」、「児童館(児童クラブ)に預ける」ことが多いです。児童クラブ利用の際は事前に手続きが必要です。

どのようにするか、誰に預けるのかなど、子供が困らないよう、事前に対策を考えておきましょう。

まとめ


2017年の卒園式について、まとめてみましたが、参考になったでしょうか?今年だけでなく、来年卒園を控えている方は今後の対策に役立つと思います。

我が家にも今年卒園を迎える子供がおります。卒園式の内容がちょっと変わって、2部構成になっているんですよ。1部は通常と変わらない内容なのですが、2部として「よさこい」などの演舞を披露してくれるそうです。このように、園によっては内容が異なったりしますので、心配な方は事前に確認してみてくださいね。

幼稚園は2~3年、保育所なら最長6年通った子供たち。様々な思い出があふれる、感動の卒園式になることは言うまでもありません。日程や内容をあらかじめ確認することで、焦らず、お子さんの晴れの姿をしっかり見ることができると思います。ぜひ、素敵な一日にしてくださいね。

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