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最近テレビなどでもクローズアップされている「汚部屋」。
服が脱いだままになっていたり、飲んだペットボトルがそのままになっていたり、気づけば足の踏み場がない!・・・などなど。あなたのおうちは汚部屋化していませんか?
核家族化が進み、一人暮らしも多い現代では、「汚部屋」化している人が増えてきているのです。
こんなお部屋に人なんて誰も呼べない・・・
おうちをきれいにしたい・・・
そう思っている方は必見!汚部屋から脱出する方法を教えます!
目次
そもそも汚部屋というのはどういう状態?
汚部屋というのは読んで字の如し「汚い部屋」で「汚部屋」です。
人は住もうと思えば住めるが、足の踏み場はなく物が不規則に散乱している状態です。
時に生活ごみも行き場を無くし転がっていることもしばしば。
収納される場所がなく、無造作に床に置きっぱなしになっている物が多い部屋のこと。
人によって汚部屋のレベルもさまざまですが、まずは自分が汚部屋と認識していることはもちろんですが、第三者がそこを見て「汚い」と引くようなら立派な汚部屋です。
その1 準備するもの
まず汚部屋を脱出するための準備をしましょう。
必要なものをリストアップしてみましょう。汚部屋レベルにもよりますがこういったものがあると便利だと思います。
- ゴミ袋:大量に
- マスク:ほこりから自分を守りましょう
- 軍手(ゴム手袋):汚れ防止&怪我防止
- カッター:ごみを切ったりテープを切ったり役に立ちます。
- すずらんテープ:本や雑誌を捨てるのに役に立ちます。
- ダンボール:使うかもしれない用BOXとして(後に記載)
- エプロン:服を汚さないように。
- 収納上手、掃除上手な人材←ここがポイント
汚部屋から脱出する際には、始めは一人でやらないほうがいいです。一人だといろいろな誘惑に負けてしまい、脱出できないことも多いのです。
そこはキレイ好きで収納上手な仲の良いお友達を頼りましょう。あらゆる誘惑を一刀両断してくれる人がいるとさくさく進みます。ですが、一番必要なのは、何よりも家主の「やってやるぞ」という気持ちが一番大事です!
その2 一気にやろうとはしない。
汚部屋レベルにもよりますが、慣れないうちは一気にやろうとしないでください。例えば
- 子供のおもちゃだけ
- 服の収納だけ
- 机の上だけ
などという部分的なものは一日でやれると思いますが、部屋全体レベルになると一日で終わるものでない場合もあります。汚部屋の部分が広すぎて一日で終わらない状態の場合は、場所ごとに日を分けて行いましょう。行える時間から行える範囲を考え、今日はこの場所、次はこの場所と、計画的に進めていくのがポイントです。
ですが、「今日はなんとなく○○片付けよう」では、気持ちが弱いです。また今度でいいやと中途半端で終わると気持ちが続きません。必ず「今日は○○の場所を片付ける!」という場所と目標を決めてから片付けを開始しましょう。
収納するより先に物を減らす。
散乱してあるものをもとある場所に片付けるのは当たり前ですよね。ですが、汚部屋になってしまう人の多くは「片付ける場所がない」という別の悩みも持っています。
- 服が散乱していて、片付けてしまっているうちに片付ける場所が無くなってしまった。
- 本やDVDを整理整頓していたら、棚にもう入る場所がない。
- 化粧品をまとめようと思っても、置き場がない。
・・・結果、汚部屋化してしまう。
ですので、片付けをする前にやらないといけないことは「物を減らすこと」です。今ある収納に見合った生活をしていれば、汚部屋になるリスクはぐんと減ります。
「収納場所>物」
この方程式が大事です。この形にすれば物が散乱することがなくなります。汚部屋から脱出するために片付けに取り掛かるのではなく、物を捨てることを意識しましょう。
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必要なものか、そうでないものかは5秒で決めろ!
まずその場所のものを全部出して、必要なものかそうでないものかをチェックします。収納してあるものも出すの?と思われるかもしれませんが、汚部屋の人の多くは収納しているものに対しても整理整頓ができていません。
あれ?こんなものがこんなところに入ってた・・・なんてざらです。ですから、まずその場所にあるものを把握するためにあるものを出しましょう。
そして使ってないものは捨てましょう。使うかもしれないものは捨てましょう。一年間触ってもないものは捨てましょう。とにかく捨てましょう。
汚部屋化している人の多くは「物が捨てられない」「捨てることがもったいない」という人も多いです。もったいない精神は日本の美学です。それはそれで大事な心です。ですが汚部屋から脱出したいのであればそのような考えは一切捨てましょう。整理整頓ができてからのもったいない精神を作ってください。
元は汚部屋の中にあったものたちです。「汚部屋」の原因になっている物たちなのです。いろいろなガラクタの中に埋もれていたものです。本当に大切なもので、思い出のあるものであるなら、ガラクタの中に放っておきますか?いえ、ありません。ですから汚部屋に散乱してあるものはすべて「ゴミ同然」です。
厳しいことを言いますが、そこまでしなかったから汚部屋になってしまっているのも事実です。ですから、基本はすべて捨てるという頭でいたほうが簡単ですし、物がないため片付けもとても楽になります。
ですが、やはり中には捨てられないものも出てきます。
- もしかしたら着るかもしれない服
- 使うかもしれないバック
- 読みたくなるかもしれない漫画、思い出の品々・・・
そんなときには大きな袋を別に用意して「使うかもしれないBOX」を作りましょう。それぞれ「服」なら「服」、「本」なら「本」と分類して入れることがポイント。そして日にちを書きましょう。その日から1年経って、やっぱり出していないものであったらもう必要の無いものです。そのときにまとめて捨てましょう。
あれ捨てたけどやっぱり使うじゃん!というのも出てくるでしょう。そのときはそのときで購入すればいいのです。
また悩んだときには収納上手な助っ人に判断を委ねるのもありです。背中を押してもらうと意外と捨てられるようになるのです。
最後に収納場所を決める
必要なもの、必要でないもの(ゴミ)ときれいに分別ができたところで、はじめて掃除と収納ができるようになります。キレイに掃除して、最後の最後に物の置き場を決めましょう。
収納する置き場のポイントとしては、「生活導線を考える」ことです。
例えば「ドライヤーはどこで使うか?脱衣所に置いてあったけど、使うのはリビングが多いなぁ。」
そういう場合はリビングに置きましょう。
服はどこに置くのがいいか?
- 「洗濯機の近くがいいかな?」
- 「物干しの近くだったら片付けも楽だな。」
- 「ウォーキングクローゼットの近くに置きたい」
などなど、その人その人で使いやすいポイントがあります。片付ける行動が面倒と思わない、使用する場所から最短距離に物を置くのが汚部屋脱出の近道です。
取り出しやすいように置いて見せる収納と、ボックスに入れて隠す収納も考えましょう。例えば化粧品やスプレーなどは使いやすいように見せる収納に、服は隠す収納というように使い勝手を考えて置き場を考えると言いでしょう。
見せる収納はその場に並べるタイプになるので散乱はしやすいです。ですから、この範囲以外のスペースには置かないなど、置けない場合は物を減らすというように、しっかりルールを決めることが大事です。
収納する際に、今まで持っていたタンスや棚などをそのまま使うのもいいですが、こういったボックスに収納すると便利です。生活の変化によって場所移動もできますし、増やすこともできるので重宝します。
その際、どこに何を入れたかわかりやすいようにラベリングをすることも今後汚部屋に戻らないためのポイントです。
まとめ
このようにして収納場所が決まると汚部屋脱出ですね!今後は汚部屋にしないために、基本的なことを守るだけです。
- 使ったものは元の置き場にちゃんと戻す。
- ゴミはゴミ箱へ捨てる。キレイを保つ
- 収納できない物は増やさない
- 物が増えたら一つ減らす。
とくに!
使ったものは元の置き場にちゃんと戻すというのは、子供でもできることです!汚部屋化するときは、めんどくさいという気持ちとどこに置くかわからないから一時的にという行動から貯まっていきます。
置き場が決まってないからその辺に置いちゃうんですよね。物にはみんな戻るべきおうちがあります。おうちに帰れない迷子をつくってはいけません。
このルールさえ守っていけばもう汚部屋にはなりません。気持ちを入れ替えて、今の生活から脱出してみましょう。
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