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季節の変わり目には雨が集中します。そういった時期は洗濯物を干す機会を何度も潰されるため、洗濯を回すタイミングを見計らうのが大変です。
特に社会人は、土日に一気に洗濯物を干す場合があるため、土日に雨だと最悪です。どうしても部屋干ししなくてはならない状況に追い込まれてしまいます。
そんなちょっとした期間でさえ雨の日は嫌なものなのに、梅雨の時期は、およそ2ヶ月もの長期スパンで雨が頻繁に降り続けます。
我が家でも梅雨の時期はどうしても部屋干しになってしまいます。しかし、いくつかの方法を用いれば、部屋干しでも早く乾く上に臭くならずに洗濯物を干すことができるのです。
そんなわけで今回は、梅雨時期に洗濯物を早く乾かすための新聞紙を使った部屋干しのやり方を紹介していきます。
目次
部屋干しはなぜ臭う?
新聞紙を使った部屋干しのやり方を見る前に、そもそも「なぜ部屋干しをしたら臭うのか?」という根本的な部分からチェックしていきましょう。
雨の日にせっかく洗濯をしたのに、「なんか臭う…」という経験は洗濯経験者なら誰でも味わうこと。
変なニオイがあると、もう一度洗濯しなくては不快ですよね。一度洗ったものをまた洗うとなると、二度手間三度手間になりかねません。
なぜ室内干しは臭うのか。ここでは、その理由と対策を説明していきます。
部屋干しが臭う理由
いわゆる「部屋干し臭」と言われるものですが、これは洗濯でも落ちなかった皮脂や垢などの汚れから、雑菌が繁殖していくことで発生するものです。
普段は日光による紫外線が殺菌してくれるため、匂いがないんですね。
部屋干しの匂いを防ぐためには、この雑菌を限りなく少なくする必要があるということです。以下の対策を取り、部屋干しでもニオイのない洗濯物にしましょう。
部屋干しの匂い対策
部屋干しのニオイ対策は、以下の3つのことを意識すれば劇的に抑えられます。
まずは、極力早く乾かすこと。
洗濯が終わるや否や、すぐに洗濯物を取り出し、ハンガーや物干しなどに引っ掛けていきましょう。一気にかけていき、それが終わったら洗濯物の間隔をなるべく広げておきましょう。最低でも5cmずつは欲しいので、洗濯物の洗いすぎには注意が必要です。
次に、汚れが強いものには「アルカリスプレー」をかけること。
シャツの首周りにスプレーする、あれです。アルカリは油汚れ・皮脂汚れに反応して汚れを落としてくれるので、洗濯の前後にかけることで雑菌をかなり減らしてくれます。洗濯前に使うなら、一度洗い流して洗濯機へ。アルカリ剤を購入して、水と混ぜて浸け置きするのも効果的です。
最後に、洗濯槽を2〜3ヶ月に1回洗うこと。
洗濯槽クリーナーを使えばOKです。洗濯槽にはカビが生えたり洗ったものの汚れが残ったりするため、定期的な掃除が必要。給水して普通に洗濯機を回すだけなので、とても簡単に洗浄ができますよ。たったこれだけでかなり部屋干しのニオイが改善されるのでおすすめです。また、給水の水はお湯にしておくと、よりしっかりと汚れが落ちます。
部屋干しするなら新聞紙で除湿を
部屋干しのニオイ対策として、「極力早く乾かすこと」を挙げました。単にハンガーにかけて間隔を空ける以上に乾燥に効果的なのが、洗濯物の下に新聞紙を敷くことです。
新聞紙には除湿の効果があるため、置くだけで湿気を取り除いてくれるんですね。実家の靴入れに丸まった新聞紙があったご家庭も少なくないのではないでしょう。
新聞紙がない場合は、不要になった雑誌やキッチンペーパーなどを敷くと近い効果が得られます。光沢のある紙だとうまく水分を吸収しないので、なるべく新聞紙に近い材質のものを使いましょう。
より早く乾かすには新聞紙をクシャクシャに
新聞紙をただ広げるだけよりも、一度クシャクシャにして、再度広げた新聞紙の方が水分を吸収します。
これはどういうことかというと、クシャクシャにすることで新聞紙に凹凸ができるようになるんですね。そのため、表面積が広がり、水分の吸収率が上がるようになるのです。
少しでも早く乾かすためにも、新聞紙は必ず一度クシャクシャにしましょう。
通気性の高い場所で干す。おすすめは風呂場
干す方法だけでなく、場所にも目を向けましょう。
雨のため窓を閉め切った室内で、一番通気性の高い場所はお風呂場です。換気扇があるので、空気の循環のことを考えるとリビングなどよりよっぽどおすすめですよ。
床が濡れていたら新聞紙が敷けないし、湿気がいつまでもなくならないので、お風呂場で部屋干しするときは乾いているときに限定しましょう。
おわりに
梅雨の時期の洗濯物は本当に大変です。ニオイが気になるし部屋干ししたら室内の湿度が高まって不快だし…。
そういった不満点を少しでも改善するためにも、部屋干しのニオイの原因や乾かすコツなどをしっかりと意識して洗濯をしましょうね。
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