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連日のように雨が降る梅雨。毎日雨だと洗濯物を洗うタイミングが掴めず、部屋干しをしないことには間に合わなくなってしまいますよね。
だけど、部屋干しは臭う…。
せっかく洗濯をしたのに、部屋干しをするとむしろニオイがキツくなることもあり、結果、再び洗い直すことに。こんなの、完全にただの二度手間ですよね。
では「なぜ部屋干しが臭うか」。それは、いつまでも乾かないために繁殖する「菌」が原因です。
逆に言うと、換気がしっかりできている環境であれば、部屋干しでもニオイ対策がバッチリに!となります。家の中で換気ができる唯一の場所といえば、「浴室」ですよね。
そんなわけで今回は、梅雨時期の部屋干しに最適な浴室のメリット・デメリット、事前にやるべきことなどについて紹介していきます!
目次
なぜ浴室で乾かすのが良いか
冒頭でも挙げたように、浴室には「換気の優れた環境」が整えられています。
それも含めた3つの理由から、浴室で乾かすメリットを見ていきましょう。
換気の環境が整っている
浴室はお風呂に浸かったりシャワーを浴びたり、とにかく常に換気をしないといけないため、換気扇が付いています。
リビングや部屋などには換気扇なんてありませんよね。
窓を開けずとも外に出ずとも、空気の通り道を生み出せるのは家中見渡しても浴室くらいのものです。一応トイレもありますが、トイレに洗濯物を干すのはちょっと考えにくいですしね。
洗濯物を干して湿度が上がっても、何かが濡れることを心配する必要もないため、気軽にできる点も魅力。
干すためのスペースがある
一人暮らしの浴室でも、干すためのスペースが十分に確保されているのもポイント。浴室はある程度の広さが確保されていますからね。洗濯物はある程度の間隔を開けないと乾かないので、広さは非常に重要なところでもあります。
また、中には突っ張り棒を置くための支えが用意されている浴室もあります。突っ張り棒自体が置かれていない場合が多いので、突っ張り棒を購入する必要がありますけどね。
100円均一でも販売されているので、梅雨が本格化する前に浴室の大きさを確認して用意しておきましょう。
部屋の景観が保たれる
洗濯物の多さから、リビングに部屋干しをする家庭は非常に多いです。
私の家でも、梅雨時期は洗濯物が山のようになることがあるため、ときには浴室の広さだけではまかない切れないことも。そのときはリビングに干すのですが。
ちゃんとこまめに洗濯物をすれば良いんですけどね…。毎回うまくいくとは限らないので。
しかし、定期的に洗濯物を回せていれば、浴室の広さだけでも部屋干しができます。
リビングに干している洗濯物があると、視界は狭まるし景観が美しくありませんよね。浴室で部屋干しすれば、そんなことは一切気にする必要がありません。
浴室で干せば、部屋干し独特のジメジメ感も多少マシになりますしね。
リビングで干すとダニ繁殖の可能性も
やはり換気と湿度の関係上、リビングは部屋干しには不向きです。ただでさえ梅雨で湿度が高いのに、そこに洗濯物の湿気がプラスされるので、相乗効果でジメジメとした空気に。
湿度が高いと部屋干し中の服の菌が繁殖するため、洗濯物にニオイが付着する可能性が上がることも心配です。
さらに、高湿度の影響でダニが活発になり、繁殖する可能性も出てきます。
「梅雨の肌荒れ・かゆみはダニのせいかも?ダニの繁殖を防ぐ方法5つ」の記事でも紹介したように、ダニは高温多湿を好みます。
4月時点で既に20度近くをマークしている上、夏に近付くにつれて温度はドンドン上がっていきますし、梅雨の湿度は言わずもがな。その上、リビングで部屋干しすると、ダニにとって過ごしやすい高温多湿の環境が完成されてしまいます。
リビングでの部屋干しは極力避けるようにしましょう。また、ダニの多いベッドがある部屋も同様ですね。
浴室で部屋干しする前に除菌を
部屋干しは浴室でするのがベストですが、干す前にしっかりと浴室の除菌・掃除をやっておきましょう。
直前にやると浴室がビショビショになってしまうので、掃除は前日の夜の内に終わらせるのがベター。
除菌のためには、カビキラーを使うのが手っ取り早いです。こすらず洗い落とせるため、浴槽に傷を付けずにカビを落とせるのもポイント。
床だけでなく、天井部分も除菌するようにしましょう。届きにくい天井も、カビとりワイパーなら楽々ですよ。
おわりに
梅雨時期は洗濯物を部屋干しすることが多くなるもの。浴室の特徴でもある「換気」を上手く取り入れて、二度手間をすることのないようにしていきましょう。
リビングで干していた人も今後はこまめに洗濯物をして、浴室で干す習慣をつけると途端に過ごしやすくなってきますよ。
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