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バーベキューを楽しんだ後は、必ず片付けの作業があります。肉や野菜を焼くために使った鉄板を洗う係になる人もいますよね。大抵は男性のようですが…。
鉄板の掃除は、コツを知らないとかなり時間のかかる作業です。私も昔は焼肉店でアルバイトをしていたから分かるのですが、片付け作業は中々に骨の折れるもので、特に最初の方は苦労しました。
片付けが大変だったり手間取ったりすると、せっかく楽しかったバーベキューも後味の悪いものになってしまいます。
それを防ぐためにも、今回の記事で鉄板の掃除方法をバッチリ学習しておきましょう!あなたが掃除をやらないにしても、効率良い掃除方法を知っていれば、担当する人を助けてあげることもできるでしょう。
目次
バーベキュー後の鉄板の掃除手順
まずはバーベキューが終わってからの鉄板掃除の手順から。大きく分けて4つの工程があります。
- 鉄板を熱する
- 熱した鉄板に水を注ぐ
- コゲには重曹で対応
- 乾燥させる
順番にやっていけば、洗剤を使わずともかなりの汚れが取れますよ。もちろん、最後は油を落とすために洗剤を使いますけどね。それぞれ見ていきましょう。
バーベキュー後に鉄板を十分に熱する
「熱消毒」という言葉があるように、熱することは殺菌効果も期待できます。というわけで、バーベキュー後は一度鉄板を十分に熱しましょう。空焚きする感じですね。温度が高まりすぎると鉄板に良くないので、定期的に水を少量かけて温度のチェックをしましょう。
熱することで、こびりついて取れない食べ残しがアッサリと取れます。なのでまずは鉄板を熱しましょう。鉄板掃除を早めるためには、とにかくこれに限ります。
熱した鉄板に水を注ぐと簡単
鉄板を熱して、あらかた食べ残しのカスも取れたら、次は火を保ったまま鉄板に水を注いでいきましょう。ここでは鉄板の1/3くらいが水で覆われるくらいの量を注ぎます。
お好み焼き屋さんなどで見たことあるかもしれませんが、鉄板の掃除をするときの一番効率良い片付け方法はこれです。アツアツの鉄板に水を注ぎ、鉄ベラで汚れをこそぎ落とすやり方が、一番簡単なのです。
この時点で、洗剤を使わずともかなりの汚れが取れます。水を注ぎ過ぎたら掃除がしにくくなるので、水の量はほどほどに。また、最終的には水分を取ってしまいたいので、キッチンペーパーも用意しておきましょう。
また、キッチンペーパーを1/4サイズに折りたたみ、鉄板の上に置き、それを鉄ベラで支えながら鉄板を拭いていくと、汚れと水分を一緒に掃除することができます。効率良く掃除するためにも、キッチンペーパーと鉄ベラも用意するようにしましょう。
どうしても取れないコゲは重曹を使う
この時点でかなりの汚れが取れますが、しつこい汚れは取れていないかもしれません。
そんな強めの汚れには、重曹を使いましょう。重曹を混ぜた水を任意の場所にかけ、しばらく熱するだけで、こびりついていたコゲがあっさりと取れます。
私もたまに鍋の中の料理を焦がしてしまうことがあるのですが、そういうときは鍋に水と重曹を入れて沸騰させて対処しています。
たわしや金たわしでゴシゴシしても取れない汚れでも、かなりキレイにしてくれますよ。鉄板だとちょっとやりづらいですが、鉄ベラで上手く水分を固定しながら重曹での掃除をしていきましょう。
最後は完璧に乾燥させること
鉄板はその名の通り「鉄」でできています。サビを防ぐためにも、最後は水分を残さずしっかりと乾燥させましょう。
乾燥させるためには、鉄板をキッチンペーパーで拭き取った後も火をかけ続けるようにしましょう。拭き取るよりも、熱して蒸発させるのが確実ですからね。
ただし、あまり熱しすぎると鉄板の寿命が短くなってしまうので、程々にしておきましょう。
また、完全に乾いた後は、キッチンペーパーにサラダ油を少しだけ染み込ませ、鉄板全体を油でコーティングすることをおすすめします。保管するときは、新聞紙に包みましょう。
こうすることで、サビを防ぐことにもつながります。
金網は焼いて箸でカスを落とす
上に敷く金網がある場合は、それも同じくひたすら熱します。同時に割り箸を使い、食べカスを落としていきます。
仕上げに洗剤を全体にササッとかけ、金たわしでゴシゴシして水をかけ、再度火にかけます。
全体的に水分が飛ばされたら、完了です。基本は鉄板と同じですね。ただ、金網は掃除がし辛いし汚れも服に付着する可能性が高いため、汚れても良い服に着替えてからやるのが賢明でしょう。
おわりに
洗剤を使って油汚れを落とすことも大事ですが、その前段階に火力と水を使って表面の汚れをしっかりと落としましょう。
力が弱くても、この方法で掃除をすれば、楽に掃除をすることができますので、ぜひ試してみて下さいね。
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