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春がやってきてガーデニングも気合が入る季節ですね。

ところで皆さんは「モッコウバラ」をご存知でしょうか?名前の通りバラの一種で黄色い花を咲かせます。

通常のバラに比べると病気や害虫に強く、育てやすて初心者向けの花となっています。

ここではそんなモッコウバラの育て方をご紹介したいと思います。


モッコウバラってなに?

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まずはモッコウバラの特徴をご紹介しましょう。

中国原産のバラの一種で、トゲが無いのでとても扱いやすいです。

花の色は白か淡い黄色で、一重咲と八重咲のものがあります。一般的に栽培されているのは黄色い花で八重咲のものとなっています。

開花期は5月ごろで、直径2~3cmほどの花を咲かせます。

成長が早くけっこう大きくなるため、地植えではスペースがそれなりに必要となっていきます。

ちなみにモッコウバラは若干寒さに弱いため、寒冷地の栽培はやや厳しいかもしれません。

では、そんなモッコウバラの育て方をご紹介していきます。

 

モッコウバラの育て方

育てる場所

モッコウバラは日当たりが良く、風通しが良く、水はけの良い場所で育てましょう。1日辺り3~4時間は日が当たるところが良いです。

暗いところでも育たないことは無いですが、花の色が本来のものと変わってしまいます。

植え付け

植え付けの時期は10月~11月が良いです。

普通のバラに比べ、モッコウバラは病気や虫に強いため、植え付ける際の土壌作りはほぼ不要といってよいでしょう。

他に草花や木が育っている庭であれば、そのまま植え付けても立派に育ってくれます。有機物があまり含まれない土でも、堆肥や腐葉土を混ぜ込んで植えるだけで十分です。

植え付けする際の元肥も特に無くても大丈夫です。不安なら少量だけ、骨粉を一握り程度混ぜ込んで与えてあげましょう。

水やり

土の表面が乾いていたら、水をたっぷりとあげてください。

花が終わってからの施肥

花が咲き終わったころの土は栄養がとても少ない状態です。花を咲かせるために土の中の栄養分を大量に使っているので、肥料を与えなければなりません。

花が咲き終わってから9月上旬までの間、月に2回ほど骨粉と油粕を与えましょう。特に9月しっかりと栄養を与えているかどうかで花や芽がしっかり育つかどうか分かれていきます。

9月中旬ほどになったら肥料を与えるのをやめましょう。

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モッコウバラの剪定

購入してから3年程度ではまだ剪定する必要はありませんが、それ以上経つと木や枝が相当茂ってきてしまうので、剪定することになっていくでしょう。

剪定する時期の注意点ですが、基本は花が咲き終わった直後に行います。5月下旬~6月いっぱいごろですね。

8月ごろになると、翌年に向けて花の芽が出来始めます。この時期以降に剪定をしてしまうと、翌年に咲く花をバッサリと切り落としてしまうことになるため、注意が必要です。

剪定するときは古い枝を落とし、若い枝を残します。これから新しい花を咲かす若い枝を育てていきましょう。

モッコウバラは横向きに枝を誘引すると花がつきやすいと言われています。

 

まとめ

モッコウバラの特長と時期による育て方のポイントをご紹介しました。

通常のバラと比べて病気に強く、通常の花壇に植えるだけで育て始めることができるので、ガーデニング初心者におすすめです。

重要なポイントは、花が咲き終わってから9月上旬までの間、月2回ほど肥料を与えることです。

初夏に鮮やかな黄色の八重咲の花を魅せるモッコウバラ、一度育ててみてはいかがでしょうか?

 

 

※画像はQuality, Science & Sports Newsさんからお借りしました。

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