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風邪などの感染症の予防には、子どもの頃から外から帰ったら「うがい、手洗い」と言われたものです。今の子どもたちは昔よりも徹底されているのではないでしょうか。
手洗いに「手ピカジェル」のような、バイ菌、ウィルスの消毒・殺菌に効くという商品もたくさん販売されています。
では、うがいは!?今回は、うがいの効果についてスポットを当ててお届けしてまいります。
目次
うがいの種類には何がある?それぞれの効果は?
うがいと言っても、口うがい、喉うがい、鼻うがいと種類があります。
口うがい
口うがいは、口の中に水を含んで、クチュクチュ、ぷくぷくと音を立てながらゆすいで吐き出す方法です。
口の中をさっぱりしたい時にもされるという方もいるのではないでしょうか。
口の中の菌を洗い流したり、乾燥を防いだりするという効果があります。
喉うがい
喉うがいは、口の中に水を含んで、奥の喉の方まで水を流して、あ゛ー、お゛-と音を立てながらゆすいで吐き出す方法です。
喉に痛みがある時や喉の調子が気になる時は、喉うがいをしたくなりますよね。張り付いた菌を除去し、適度な潤いも与えてくれるという効果があります。
鼻うがい
鼻うがいは、片方の鼻の穴から水を流し入れて、外へ出します。こちらはご家庭で中々馴染のないうがい方法かも知れません。花粉症の方はされているかも知れませんね。
鼻うがいの効果は、細菌や花粉などを外に出したり、鼻詰まりの原因の膿を洗い流すことで鼻詰まりの解消へと導くことです。
そして、うがいをする時の液体にはお水、うがい液を使う場合や、より効果の得られるという緑茶や紅茶、お塩などを使ってうがいをするという方法もあるのです。
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うがいの効果の解明について
うがいの種類とそれぞれの効果がわかったところで、そもそも「うがい」にはどのような効果があるのか、そのメカニズムについて見てまいりましょう。
口や鼻というのは、常に外気に触れていますので、空気中の菌やウィルスなどが侵入しやすいんですね。そこで溜まってしまった悪い菌やウィルスは外に追い出さなければなりません。うがいをすることで悪いものを外に出す効果がある訳です。人間の機能としても排出することって大事ですよね。何事も溜めこむことに良い効果はありません。例えば女性の天敵で言うところの便秘とかですね。
うがいは悪いものを外へ排出するだけではありません。口の中や喉に程よい刺激を与えることになりますので、その結果、粘液分泌を活発にしたり、血行を促進させたりと効果絶大なんです。口の中の唾液や粘液は、もともと人間に備わる自然の防御作用があり、守ってくれるだけでなく除菌効果もあります。その働きを促してくれるのがうがいなのです。
正しいうがいの方法を知って効果を高めよう!
では、正しいうがい方法を知ることから始めましょう。
うがいをする前に手洗いをしましょう
うがいをする前には、手洗いを忘れないようにしましょう。
外から帰ったタイミングでうがいをすることが多いので、最初に手に付いた菌や汚れを落とすことが大切です。指と指の間や爪の間まで、しっかりと丁寧に手を洗っておきましょう。
口うがい
うがいと言うと、口に水を含んだらすぐにクチュクチュして吐き出すという速攻タイプで「はい、完了」という方が多いのではないでしょうか。
ここでうがいの最初のポイント。口の中に水やうがい薬を含んだら、口をグチュグチュとゆすぎますが、それは第一段階であることを意識しましょう。
口の中の隅々まで行き渡るようにゆすいだら外へ吐き出します。2回繰り返しましょう。
喉うがい
それで終わりではありませんよ。そこから上を向いての喉うがいですね。
ガラガラと音を立てることで、喉の奥へと水を流し込むことが大事です。喉の粘膜に付いた菌を除去するという意識を持ってうがいをするとより効果が高まります。
そして、やはり1回だけでなく2回くらい喉うがいすることをおすすめします。だいたい10秒くらいです。この10秒って案外長く感じるんですよね。
うがい薬を使用した場合の正しいうがい方法
ちなみにということで、うがい薬を使った場合の効果的な正しいうがいの方法をご紹介します。最初の手洗いは同じです。
うがい薬の説明書に書いてあるように、水で薄めて容量を守ってうがい液を作ります。
口うがいを比較的強めに1回行った後で、喉うがいを2回繰り返します。その際の時間は1回15秒くらいとされています。
1度作ったうがい液を3回に分けて使用するという事になります。
普段の外から帰った後や掃除の後などはお水でも十分ですが、喉が痛い、風邪が流行っている、風邪を防ぎたいという時はうがい液の方がより効果的ですよ。
うがいの効果についてのまとめ
いかがでしたでしょうか。何気なくうがいをしていましたが、うがいの正しい方法を知ることで、その効果を高めてくれることがお分かり頂けたことでしょう。
面倒くさい、時間がないという忙しい現代人、遊びに夢中でついつい忘れてしまう子どもたち、今回のことでうがいの大切さの意識が上がったのではないでしょうか。
日々の生活習慣をちょっとここで見直して見ませんか?悪い菌に負けないように正しいうがいを習慣付けましょう。
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