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わたしはもともとアレルギー体質で慢性的な鼻づまりに悩まされています。


鼻が詰まっていることで必然的に口からの呼吸となってしまい、インフルエンザやノロウイルスが流行るようになるこの時期はいつもひやひやしながら過ごすことになってしまいます。きっと、わたしの様な境遇の方って結構いるのではないですかね?


そして、何よりも普段から風邪にかかりやすいのも事実で、しょっちゅうくしゃみや咳が止まらず鼻水は出ているもののスッとしない違和感のような間隔が延々と続いています。


そんなとき、まだ学生の兄妹が帰宅時に手洗いうがいとともに鼻うがいをしている姿を見るようになりました。兄妹も似たような体質ですが、今年は受験を控えているということで例年にも増して入念に行っているそうだとか。


見ているこっちからしてみれば「痛くないの?」という気持ちになってしまいますが、当の本人はあっけらかんとし「痛くないようにしてるから」と応えるのです。そんな方法あるの?と半信半疑ながら自身にも効果があるのではないかと期待を寄せ調べてみることにしました。


正しい鼻うがいのやり方

鼻うがいには大きくわけて2つの方法があります。それは、鼻の中だけで洗浄する方法と鼻から口を経由して洗浄するという方法になります。鼻うがい初心者の方は前者の鼻の中だけで洗浄するほうが比較的やりやすいようです。


しかし、まず大切なのは鼻を洗浄するための洗浄液を作ることです!なぜ鼻の中に水を入れるとツーンとした痛みが生じるのかというと浸透圧の差があるからです。なので、鼻の洗浄液は必ず真水ではなく専用の洗浄液か生理食塩水などを使用しましょう!この洗浄液が変わることで大きく痛みの程度が変わってくるそうです。


ちなみに、わたしの兄妹は専用の洗浄水を購入して使用しています。


ただ、もっと普段からもっと行いたいと思う方のために洗浄液の作り方を載せたいと思います。


洗浄液の作り方

必ず水は、水道水や真水ではなくミネラルウオーターや浄水した水を使用してください。

そこに洗浄用の塩を投入していきます。


1Lの水に9gの塩を混ぜます。そして人間の浸透圧と同等な0.9%の生理食塩水を作ります。ちなみに測りがない場合には水を2L準備し18gの食塩を作るようにしましょう。この18gとはだいたい大さじ1杯程度の量になっています。単純に2倍作ることで同じ0.9%の生理食塩水をつくることができますね。


鼻うがいのときに準備しておくものは、この生理食塩水とタオル、洗面器か鼻うがい用のネティポットを準備してください。


これで準備は整いましたので、実践に移っていきます。


鼻の中だけで洗浄

1つ目は鼻の中だけで洗浄していく方法の紹介です。


まず、自分の手の届く範囲内のところにタオルを準備しておきます。


そして、洗面器またはネティポットに生理食塩水を入れてスタンバイしていきます。


片方の鼻の穴を押さえながら、もう片方の鼻で生理食塩水を吸い込みます。


吸い込んだら息をとめ、そのまま吸い込んだ生理食塩水を吐き出しましょう。


このとき、水を飲みこまないように注意することが大切です。


これを同様の用量で数回行い、もう片側も同じようにおこなったら


最後に鼻をかんで終了になります。


鼻から口を経由して行う洗浄

2つ目は鼻から口を経由して行う洗浄方法です。


基本的に鼻に吸い込むまでの動作に変わりはありません。


ただ、この時1つ目の方法よりももっと強く吸わなければ口まで届かないのでしっかりと生理食塩水を吸い込んでください。


吸い込んだらなるべく上を向き、洗浄液が口にまわるように誘導してください。ここが少し難しい部分になってきますね。


うまく誘導することができたらそのまま口から水を吐き出し、これを同じく数回繰り返し最後は鼻をかんで終了になります。


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注意点

必ず生理食塩水や専用洗浄液を使用すること。また、刺激を少なくするために人肌まで温度を上げておくといいでしょう。


また、吸った水は絶対に飲み込んではいけません。万が一飲み込んでしまった場合、それが耳へとまわり中耳炎など炎症の危険性を作ってしまいます。


そして、最後の鼻かみは優しく行いましょう。この時に強くかみすぎてしまつ粘膜が傷つく原因となってしまいます。


これらのポイントだけは気を付けるようにしていきましょう!


まとめ

鼻うがいを行うことで、鼻の中にいたホコリやハウスダスト、花粉などのアレルゲンを排出することができ、鼻づまりの解消や花粉症での対策、蓄膿症の改善、風邪予防にも効果があることがわかりました。


ただ、その効果を得るには正しい知識をもって正しい方法で行っていく事が大切になっていきますね。


わたしも鼻づまりを解消するために兄妹の使用する洗浄液を拝借し挑戦してみました。やはり、専用の洗浄液だからなのかプールの水などを吸い込んでしまった時の様な嫌な痛みはありませんでした。


ただ、慣れないことをしてるということでとても違和感は感じていました。しかし、強い痛みはなかったので慣れてしまえば継続して行うことができるのではないかとう印象でした。


洗浄後は自分が期待していたよりも鼻通りがよくなり、久しぶりに鼻で呼吸をしました。この開放感に似た気持ちよさにはまってしまいそうですが、何事もやりすぎは良くないので適度な回数で行っていきましょう。


そして、風邪知らずの強い体を作っていけたらいいですね。

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