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ワカサギは1月~3月頃までが旬の魚です。氷に穴をあけて釣り糸を垂らす風景はあまりにも有名ですね。


この時期はワカサギを釣りに行く方もいると思いますが、スーパーの店頭にもお値打ちに並びます。ワカサギは基本的にはウロコや内臓を処理する必要がなく、骨まで食べられるので使いやすく、カルシウムの補給に最適です。


今回はそんなワカサギを美味しく頂くレシピをご紹介します。


ワカサギの定番レシピは「揚げる」

 

ワカサギといえば「揚げ物」ですね。でもどんな衣をつけて揚げるかでレパートリーはとても広がります。


ワカサギのから揚げ

ワカサギのから揚げはかなり定番料理なのでつくったことのある方も多いのではないでしょうか。


ワカサギのから揚げはワカサギに軽く塩コショウをふったら片栗粉をつけて揚げるだけ。


小さな魚なので170度程度の油で短時間に色よく仕上げるのがコツです。カリッと仕上げたいなら二度揚げもお勧めです。


ワカサギのフライ

次は、ワカサギのフライ。我が家では小麦粉→卵→パン粉の順につけて揚げます。パン粉までつけて冷凍保存することもできるので、ワカサギが大量に手に入ったときは冷凍保存がお勧めです。いつでも手軽にワカサギのフライが楽しめますよ。


ワカサギのてんぷらはてんぷら粉を利用すればお手軽にサクッと仕上がります。小さいサイズのワカサギならひとつひとつ揚げるのも、食べるのも大変なのでかき揚げにすると食べやすいですよ。


味がマンネリ化してしまいがちなら衣にも一工夫してみましょう。青のり、あおさ、チーズ、カレー粉を混ぜると風味が変わります。あられ(ベビースターラーメンや柿の種などを細かく砕いても使えます)、春雨、ゴマなどをパン粉の代わりにつけて揚げると食感も変わりますよ。


白いご飯が進む「甘露煮」

甘露煮も自宅で簡単に作れます。


ワカサギ300gに対して醤油・酒・ざらめを各50g(味の調整はお好みで)と生姜を使います。鍋に材料をすべていれて落し蓋でコトコトと煮汁がなくなるまで煮るだけです。


ワカサギは小さな魚なので煮ている間に箸でつつきすぎると身が崩れてしまいます。なるべくそっと煮詰めましょう。


最後の仕上げに水あめやハチミツを回しかけるとツヤ良く仕上がります。


冷蔵庫に常備しておくと酒の肴に、ご飯のおかずにと重宝します。


ワカサギのアヒージョにはぜひともワイン

アヒージョとはスペイン料理の前菜の一つとして人気の高い一品です。作り方はいたってシンプル。


たっぷりのオリーブオイルににんにくと鷹の爪を入れて温めます。


香りがしてきたら水分をとったワカサギを入れて塩と胡椒で味付けするだけ。


マッシュルームやエリンギなどを一緒に入れても美味しいですね。冷たく冷やした白ワインが進みそうなお手軽なレシピです。


アヒージョは具材の風味がしっかりとついたオイルまで楽しみましょう。バゲットを付けて食べたり、パスタのオイルとして利用するとワカサギの風味が満喫できます。


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卵とじにすればどんぶりにしたくなります

ふわふわの卵でとじれば白いご飯にのせて食べたくなります。


だし汁に醤油とみりんを入れて、沸騰してからワカサギを入れます。


火が通ったところで溶き卵を回しいれて出来上がり。


上からネギやのりを散らすと最高ですね。ゴボウを入れたら柳川風になります。


霞ヶ浦名物の焼きワカサギは絶品

江戸時代、常陸国(現在の茨城県)の麻生藩藩主が霞ヶ浦のワカサギを、焼きワカサギとして加工したものを徳川家に献上したとか。


将軍様も愛した焼きワカサギを是非とも我が家の食卓にいかがですか。


作り方はいたって簡単。


ポイントはワカサギが小さいので串に刺して焼くことでしょうか。


塩をふったら少し焦げ目がつく程度に焼き上げたら完成です。


ワカサギのマリネで野菜も一緒に食べられる

こちらも簡単メニューのワカサギのマリネ。


玉ねぎ、ピーマン、ニンジンなど食べやすい状態にした野菜とカリッと揚げたワカサギのから揚げをマリネ液につけるだけなんです。


マリネ液は市販のものを使えば便利です。我が家では酢とオリーブオイルと砂糖を各大さじ1に対してバルサミコ酢を大さじ3、塩適宜を混ぜて作ります。


ワカサギは栄養面でも優れています

骨がまるごと食べられるのでカルシウムを多く含んでいるのはもちろんですが、その含有量たるや魚介類の中でもトップクラスなんです。またカルシウムの吸収を助けるビタミンDが含まれているので効率よく体内に吸収できますね。


育ちざかりの子ども達にも、もちろんカルシウムが不足しがちな大人達にもかなりお勧めです。


カルシウムやビタミンD以外にも亜鉛やビタミンAが多く含まれるので体内の新陳代謝が活発になりアンチエイジングの効果も期待できるかもしれませんね。


ワカサギのレシピは簡単なものばかり

ご紹介してきたようにワカサギのレシピはどれも簡単なものばかりです。というのもワカサギは下処理もほとんど必要なく、内臓も骨もまるごと食べられるからなんです。


ワカサギと言えば揚げ物というくらい定番のメニューになっていますが実はもっといろいろなアレンジがあるのです。


旬のおいしくてお値打ちな時期に栄養価に優れたワカサギをもっと食卓にとりいれてみませんか。

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