塩水でうがいしよう!実は水道水よりも効果がある!?

うがいが風邪やインフルエンザを予防するのに良いというのは、皆さまもご存知のことでしょう。そのうがいの中でも塩水を使ったうがいに効果があることをご存知でしょうか。塩

を使うと言えば、歯磨きもそうですよね。今人気のある、塩歯磨きです。あのしょっぱさが、歯茎を引き締めてくれたり、口腔内に良い影響を与えてくれる訳ですね。

では、塩水でのうがいの効果はどうでしょうか。今回は塩水うがいを取り挙げます。

塩水うがいが何故良いのか

普通の水道水のお水やうがい薬でうがいされる方は多いでしょうが、塩水でのうがいの方がより良い効果が得られるようですよ。そもそもこの塩水うがいという方法は、多くの良い作用が働く訳ですが、その理由は何でしょうか。

先ずは塩には抗菌作用があるということ。それによって口腔内の細菌を減滅させる力があります。普通の水では物足りない、かと言ってうがい薬ですと加減によっては作用が強すぎてしまう可能性もあります。

そうするとお子さんやお年寄り、体の弱い方などには逆に細胞を傷つけてしまうかも知れません。そう考えますと塩水でうがいをすることは、誰にも安心で安全に出来るうがい方法なのです。

脱水というのは、例えば漬物を作る時に生野菜に塩を振って作りますよね。時間を置くと水分がジワジワと出てきます。これは野菜の水分で、微生物が繁殖されるんです。こうした塩の脱水作用によって保存がきくということになる訳なんです。

喉に炎症がある場合、この脱水作用によって水分と一緒になってウィルスなどを除去する働きがあります。このように風邪やインフルエンザの予防だけでなく、仮に炎症を起こしてしまった喉にも作用してくれるということです。

では、具体的に塩水うがいの効果にはどのようなものがあるのでしょうか。効果が期待できるとされる症状を次に挙げていきます。

喉に付着してしまったウィルスを洗い流す効果が見られます。それによって予防が期待できるのです。

塩の作用で歯茎を引き締める効果があるため、歯周病を防いだり、改善が期待出来ます。

喉の炎症部分から余分な水分を取り除く作用があるので、それによって痛みが緩和されます。炎症の時の効果の方がより効果を実感出来るようですよ。

喉に痰が絡んで中々取れない、という時も、塩水によって痰が溶けやすくなる効果がります。なのでうがいと一緒に外に排出することが出来る訳です。

お口の臭いって気になりますよね。話をしていても、もしかしたら口が臭ってる！？なんて思われたことありませんか？口臭の原因が口の中の細菌によることが多いと言われています。なので、きれいサッパリ、お口すっきりの塩水うがいがおすすめです。

塩には口腔内の細菌の繁殖を抑える効果が見られます。そのため口内炎にも効果があるのです。

では、早速うがいをするための塩水を作って行きましょう。薄めの塩水、濃い目の塩水などいろいろな塩の量が紹介されています。おすすめの塩水としてご参考になさって下さいね。

バランスが良いとされる濃度は１％弱のお塩です。水５００ｍｌに塩を小さじ１杯くらいが目安になります。

そして、お水としましたがこのお水というのもさまざまで、水道水、ぬるま湯、お湯などあります。

そこで導き出したおすすめは、ぬるま湯ですね。粉薬を飲む際にもぬるま湯で飲む方が浸透率も高く、優しさがあります。

ですが、あくまでも目安ですので、ご自分の症状に合わせて喉の痛みが気になるという場合は、少し濃い目にしたり、自分オリジナルの塩水を作って見て下さい。

同じうがいをするならば、正しい方法でした方がより効果を期待できますよね。では、塩水うがいのやり方をここでご紹介します。

うがいをする時というのは、外出先から帰ったタイミングが多いと思いますので、しっかりと手を洗いましょう。これはうがいをする前の鉄則です。そして、軽く口をゆすぐくらいでと、ついつい簡単に済ませてしまいますが、正しい塩水うがいの方法は長めにしっかりと行います。

特に準備に手間取る理由でもなく、家にある普通のお塩で出来ますので簡単ですね。水道水の水よりも塩水でのうがいの方が効果が高いとなれば、これから塩水うがいを良い習慣にしてみませんか？

ご家族で取り組めますから、この冬早速、皆で風邪やインフルエンザの予防をするというのも良いのではないでしょうか。

是非、お試しになって下さいませ。