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インフルエンザにかかった時、どんな食事を作っていますか?


風邪とは違って症状が重症になるケースが多く体力も低下しているので、できることなら食事から体力や抵抗力を回復させてあげたいですよね。


今回はインフルエンザにかかってしまった時の食事のメニューをご紹介します。


「風邪かな? 」なんだか身体がだるい時のおすすめは鍋料理

咳や喉の傷みなどインフルエンザの初期症状は風邪とあまり区別がつきません。でも体内では、インフルエンザウイルスがどんどんと増殖しているのです。こんな時は免疫力を高める食事がお勧めです。


鍋料理

何だか弱ってきているな。と感じたら身体を温めるメニューを取り入れましょう。我が家ではそんな時は鍋料理にしています。作るのはとても簡単なんですが、身体が本当に温まる。体温が1℃上がると免疫力は一時的でありますが最大で約5倍程度上昇するそうなんです。


このなべの具材としてお勧めなのが体を温める大根やゴボウなどの根菜類、魚や鶏肉などの良質のたんぱく質、ビタミンを含んだほうれん草や小松菜などもいれると良いですね。そして最後にのど越しの良いうどんやご飯でおじやを作り卵でとじたりするとベストではないでしょうか。


ヨーグルト

免疫細胞の約70%は腸内に存在しているそうなんです。だから腸内の環境を整えることがとても重要です。腸内環境を整えるのに有効で手軽に摂りやすいのがヨーグルトです。


寒い季節にはホットヨーグルトがお勧めですよ。レンジでチンするだけなのでとても簡単です。プレーンも良いですがハチミツや生姜、イチゴソースやきな粉などお好みの身のトッピングをすると美味しく食べられて免疫力もアップします。


ホット生姜

生姜は身体を温めてくれます。


200ccのお湯に対してハチミツを大さじ2杯強とポッカレモン小さじ1、しょうが少々(チューブでの代用も良いです。)を全部混ぜたら出来上がり。


とても簡単なのでぜひどうぞ。


高熱が出て食欲もない時には水分補給と消化の良い食事

インフルエンザを発症して高熱が出ている時に気を付けたいのは水分補給です。嘔吐や発汗などで身体の水分が出ているのでこまめに水分補給したいですね。


我が家の娘のインフルエンザの時は嘔吐をした後はすぐに水分を欲しがっても、絶対に少しずつ様子を見ながら水分補給(スプーン一杯からスタート)をするようにとお医者様から言われたものです。子どもの胃はまだまだ形も機能も未熟なこともあり、あまり急いで水分を与えると与えた以上の水分をさらに嘔吐する危険があるそうなんです。


また水分補給の時は水よりはイオン飲料が体内に吸収されやすいようです。小さな子どもならイオン飲料を水で薄めてあげましょう。大人用のイオン飲料をそのまま飲ませると糖分が高くいきなり高血糖になるため体調を崩しかねません。(白湯に塩と砂糖を少しずつ入れたものでも代用できます)


免疫力を高めるためにビタミンCをとることも考えるとミカンやリンゴなど果物の搾り汁も良いかもしれません。


食べられるようなら胃に負担のかからない消化の良いメニューを用意すると良いですね。時間がない時は市販のレトルトのおかゆなどを利用しても良いと思います。卵や豆腐などを追加して入れるだけで高たんぱくな栄養補給ができます。塩分補給も必要なので塩味をつけたり梅干しなどを少しつけあわせにすると良いですね。


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熱が下がって少しずつ回復に向かっている時は回復に合わせた食事

熱が下がるとお腹も減って食べたい衝動にかられますが、体内はまだ完全には回復していません。ここで無理をすると抵抗力が落ちているだけにまた体調を崩しかねないので注意が必要です。様子を見ながら食事の内容も徐々にいつもの状態に戻していきたいところです。


このため油っぽいものや繊維質のものよりは、消化が良くさっぱりした高たんぱくの白身魚やささみ、卵などが使いやすいと思います。またビタミン類を多く含む緑黄色野菜は積極的に摂っていきたいですね。インフルエンザの流行する時期ならブロッコリーや小松菜などが美味しい頃ですよ。


我が家では小学生の娘でも病み上がりににはベビーダノンの緑黄色野菜とヨーグルトのデザートを食べさせていました。大人が食べても十分美味しいですから、市販のものを上手に取り入れていけば良いと思います。


消化機能も回復してきたら栄養バランスのとれた食事に戻して完全に復活です。


インフルエンザの経過によって食事にも工夫

風邪かな?と感じた時からインフルエンザは進行しています。気づいたときから出来るだけ軽く回復するための食事の工夫が大切です。


インフルエンザにかかってしまったら、食事について一番に注意したいことは無理をしないで、体力を保つことができて免疫力を落とさない食材を選ぶことと、調理法によって食欲を少しでも感じてもらえる工夫をすることだと思います。


身体を温め、1日も早く回復するために食事はとても大切と実感していただいて活用してください。

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