スポンサーリンク
毎年この寒い時期になると流行するのがインフルエンザですよね。インフルエンザの感染力は強く、爆発的にその患者数を増やしては学級閉鎖や自宅療養になってしまうことも多々ありますよね。
そんなわたしも今年はインフルエンザワクチンを打っていながらインフルエンザにかかってしましました。自分の兄弟の学校で流行したインフルエンザが家庭内に持ち込まれ、一家全滅という状態でした。
ただ、なぜワクチンを打ちながらもかかってしまったのか?改めてインフルエンザの症状について調べてみました。
目次
インフルエンザと風邪の違い
まず、インフルエンザと風邪の大きな違いというのは何かということでここに上げてみます。
風邪は、くしゃみや咳、鼻づまり・喉の痛みなど、主に首より上に症状が現れることが多いです。そして熱や症状も緩やかに現れ微熱(37.0度から38.0度程度)が続きます。
また、風邪のウイルスはライノウイルスやアデノウイルスといった一年を通してかかるウイルスでもあり、ライノウイルスに関しては大人がかかる半分以上の風邪の原因ウイルスと言われています。
それに比べインフルエンザは風邪の様なくしゃみや咳などに加えて、頭痛・関節痛・筋肉痛など全身に症状が現れるのが特徴です。そして、このインフルエンザは急激に高熱、症状が出てくるところが特徴ですね。また、悪寒が強く現れるのもひとつの特徴といってもいいでしょう。
他にも、違いとしては潜伏期間も変わってきます。通常の風邪の場合は潜伏期間が5~7日と長いですが、インフルエンザの場合には2~3日ととても短いです。しかし、場合によっては1週間潜伏をしているなんてこともあります。なので、自分の症状がはっきり出てくる短い間に他者と接触することで、そのインフルエンザは拡大していってしまうかもしれませんね。
インフルエンザの初期症状
インフルエンザは急に症状を現す疾患ですが、初期症状として熱以外に全身症状にも目を向けていきましょう。
インフルエンザに罹患すると全身の倦怠感が強くなり、身体の節々が何となく痛くなってくるような感じがしてきます。そして、なんだかお腹が下っている、頭痛がする、食欲があまりわかないというのも初期症状のひとつと言えますね。
スポンサーリンク
インフルエンザの型による違い
インフルエンザには3つの型があることはご存知でしょうか。インフルエンザはA型、B型、C型という方があり、これらは型によって症状が異なる部分があるのが特徴です。
A型
この型は、インフルエンザの中で最も多い型になります。わたしも今年かかったインフルエンザはA型でした。そして、このA型は唯一人だけでなく馬や豚、鳥などにも感染し「鳥インフルエンザ」と呼ばれるインフルエンザもこのA型に該当します。また、感染力は絶大で世界的にも流行しやすいという特徴をもっています。
このインフルエンザA型はウイルス内で多用に変化をしていくために144種類ものウイルスが存在しています。しかし、人間に関与するのはその中のごく一部になっています。
その他の特徴としては、今の様な冬季に流行することが多く全身症状をともなった高熱が出現します。しかし、解熱をするのには処方された薬を飲むことで1日程度で良くなるそうです。
B型
この型は人間だけにしか感染することはありません。そしてA型のような高熱が出にくく、免疫を持った人が多いためにA型と比べると流行することは少ないです。
ただ、感染力そのものは強く潜伏期間も長い、本人が自覚しにくいために身近な人に気付かずうつしてしまっている可能性があります。
B型インフルエンザは冬季でも2~3月に流行することが多く、症状としては消化器症状が多くみられるようになるようです。また、解熱に2日ほどの時間を要します。
C型
このインフルエンザも人にのみ感染します。しかし、ほかのA型B型とは違い季節性ではなく通年でかかる可能性のあるインフルエンザになっています。
ただ、このインフルエンザにかかるのは免疫力の弱い5歳前後の小児がなりやすく、大人にはあまり感染することなく、感染したとしてもただの風邪として処理されてしまうことが多いそうです。
さらに、1度C型にかかると一生免疫が付くために2度とかかることはないのが特徴です。
まとめ
このように毎年流行するインフルエンザですが、ワクチンの接種をすることで予防したり症状を軽減さえたりすることが可能です。しかし、ワクチンを接種しても効果が現れるのは2週間程度の時間が必要となります。なので、毎年インフルエンザの流行を見越してワクチン接種していくことが大切ですね。
ただ、わたしのようにワクチンを接種していながらもかかってしまう場合もあるためワクチンに頼り切りというのはいけませんね。なので、日々の手洗いうがいとともにマスクの着用をしながら自己防衛に努めていく必要がありますね。また、ウイルスに打ち勝つためにも免疫力も大切になってくるので、食生活も気にかけていけたらいいですね。
スポンサーリンク