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室内と室外の温度差によって引き起こる、寒暖差アレルギーが原因の咳。
特に病気でもないはずなのに、咳が止まらないことはありませんか?それは風邪ではなく、寒暖差アレルギーによるものかもしれません。
風邪か寒暖差アレルギーかを判断するには、いくつかの確認方法があります。それらを認識して、その症状がどちらのものなのかを理解し、咳のタイプの寒暖差アレルギーへの対策をしていきましょう。
目次
寒暖差アレルギーについて
寒暖差アレルギーについては、以前「寒暖差アレルギーって何?かゆみや湿疹などの症状への対策まとめ」にて紹介したので、ここでは最低限の情報に抑えておきます。
寒暖差アレルギーとは、屋内と屋外とで起こる温度差に身体が対処しきれずに起こる不調のことです。かゆみや湿疹の他に、咳や鼻水など、風邪に似た症状で表れるのが特徴。今回の記事では、前回拾いきれなかった咳や鼻水の対策も紹介していきますよ。
風邪か寒暖差アレルギーかを確認する方法
まずは、あなたが風邪を引いているのか寒暖差アレルギーによる風邪っぽい症状なのかを確認する方法を見ていきましょう。
風邪じゃないようなら、自身で対策することも可能です。
鼻水の色が透明かどうか
風邪の場合、ウイルスによって鼻水が黄色く変色します。無色透明な鼻水が出て来る場合は、寒暖差アレルギーによる鼻水の症状と考えて良さそうです。
また、どちらかというとサラサラした鼻水である場合が多いのも、寒暖差アレルギーの鼻水の特徴。
目は充血しているか、かゆみはあるか
寒暖差アレルギーの場合、目にかゆみが起きたり充血していたりなどの症状は起こりません。寝不足による目の充血は考えられるので、あなたのコンディションにもよりますが。
風邪のような症状なのに、目に何の影響も見られないようなら、寒暖差アレルギーである可能性が高いです。どちらの場合でも、なるべく乾燥しない方が良いため、目薬を点眼しておくとベターです。
熱の有無
風邪の種類によっては熱が出ない可能性もありますが、寒暖差アレルギーは平熱のままで、咳や鼻水などの症状が出てきます。
熱は絶対の基準ではないので、一つの目安として捉えておくと良いでしょう。
直近で温度差の激しい場所へ移動したか
一番分かりやすいのはこちら。
寒暖差アレルギーは、温度差によって引き起こされるかゆみや咳などの症状のことを指すため、ここ15分以内で温度差が激しく変化したタイミングでせき込みだしたら、ほぼ間違いなく寒暖差アレルギーによるものです。
咳の出るタイプの寒暖差アレルギーの対策
かゆみや湿疹については以前の記事を参照いただくとして、ここでは風邪っぽい症状の、特に咳の出るタイプの寒暖差アレルギーの対策方法を見ていきましょう。
喉を乾燥させない
咳を一旦でも止める方法は、喉を乾燥させないことです。代表的な方法は以下。
- マスクをする
- 濡れタオルを首に巻く
- のど飴をなめる
- 加湿器を使う
マスクは手軽で効果的ですが、個人的には加湿器をおすすめします。最近ではUSB接続のペットボトルに付けるタイプのお手軽なものもありますし、職場や自宅などで手軽に利用できますしね。
料金も2,000円弱で購入できますし、寒暖差アレルギーだけでなく、風邪の予防にも役立ちますよ。
鼻うがいをする
鼻の洗浄なんて、普段なかなかしないから鼻うがいは結構効果的です。
鼻うがいの手順としては、
- 35度前後のぬるま湯に塩を入れて溶かす(150ccに対して塩1g程度)
- 首を傾け、ポットに入れた湯を鼻から鼻へ流れるように入れていく
- このとき、口を開けておくこと(閉じると喉に流れるため)
- 片方が終わったら、もう片方の鼻も同じように湯を注ぐ
- 鼻うがいが終わったら、片方の鼻を指で抑え、鼻をかむ
- もう片鼻も同じように鼻をかむ
- 可能なら、鼻から口へ湯を注ぐ
となっています。
鼻うがいをすることで、鼻水の対策になるだけでなく、口内の乾燥を防ぐことにもつながります。鼻がスッキリし、喉の乾燥が抑えられると、咳をする頻度も収まってくるでしょう。
おわりに
冬の寒い時期は、風邪を引きやすいものです。
寒暖差アレルギーが原因でせき込み続けていると、のどが乾燥し、そこから風邪のウイルスが入り込むことも十分に考えられます。風邪であろうとなかろうと、寒暖差アレルギーへの対策はしっかりとしておきましょう。
成分でいえば、ビタミンCもかなり効果的です。私はLypricel(リプライセル)という商品を利用しているのですが、これを服用するようになってから風邪を引く頻度が極端に減りました。もちろん美容にも良いですし、健康と美容の両方の面から、冬におすすめなサプリですよ。
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