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ワカサギ釣りは楽しいですよね!筆者も毎年冬になると家族でワカサギ釣りに行きます。我が家はボート釣りしかしたことがないのですが、そのうち氷上のワカサギ釣りもしてみたいものです。


ワカサギ釣りって、釣るのももちろん楽しいのですが、自分たちで釣ったワカサギを料理して食べることも醍醐味のひとつですよね!お子様がいるご家庭では「食育」にもなりますよね!


そこで、ワカサギをおいしく料理する方法をご紹介します!




釣ったワカサギの下処理 その1

釣ったワカサギを料理する前に、手がとまることはないですか?初めて釣りをした人は特に一度は考えるのではないでしょうか。


「釣ったまんま料理しちゃっていいの?」

「ワカサギって内臓どうするの?」


日々さばいてあるお魚さんしか買ってこない筆者も始めはもちろんその中の一人で、現地のワカサギ名人に教えてもらったものです。


まずワカサギの下処理です。

  1. 臭みや汚れを取るため流水でよくあらいましょう。
  2. 次にボールに移し、塩を一掴みほどとり、ぐるぐると混ぜます。塩もみすることで臭みとりにもなりますし、小さくて細かいワカサギのうろこ取りができるのです。
  3. 最後はもう一度よく洗います。

これでワカサギの下処理は基本的には終了です。すごく簡単ですよね!


「え?内臓はどうしたらいいの??」と、思いますよね?


以前、海釣りをした際、いわしを大量に釣って自宅でさばいたことがあるのですが、いわしですら小さくて数も多いし、あー内臓めんどくさい!!釣りは楽しいけど料理はやだ!という記憶がよぎります。


これも現地のベテランワカサギ名人達にどうしたらいいですか?と聞いてみました。すると、


「こんなちっちぇえ魚なんだから、内臓なんて気にしちゃ食うとこなくなるよ!丸ごとから揚げにして食うのがうんめぇんだよ!(がははは)」


・・・と一喝。(笑)


正直めんどくさいと思ったので、その時は内臓はとらずから揚げにして頂いたのでした。


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釣ったワカサギの下処理 その2 内臓編

ともいっても、気になる人は気になるところでしょう。釣りえさを見たことある人はさらに思うことでしょう。ワカサギ釣りの釣りえさで主に使われるのは「紅サシ」と言われるウジですからね。


そういわれると、ウジがあるかもしれない内臓なんてムリ!と思いますよね。ですが、ワカサギ釣りを経験している人は思うのではないでしょうか?釣った時にエサが食べられていることはほとんどないということを。


ワカサギが釣れても針にエサがついたままで、そのまま次の釣りに使いまわしたり、釣った時に交換したりしていませんか?


大体のワカサギは、エサは口の中だけで、中まで飲み込んでいることはほとんどありません。食べてしまったエサも釣ってバケツ内で泳がしている際吐いてしまいます。ですので、釣った際には「釣ったワカサギは水がはったバケツで泳がせておく」といいでしょう。


それでも気になる方は、内臓を1匹づつとりましょう。内臓のとり方はこれまた簡単です。


ワカサギの下あごをおなかのほうに引っ張ってみましょう。

そうすると下あごと一緒に内臓もくっついて取れます。

うまく取れない場合はそこからお腹の中を洗いましょう。


これで内臓の処理はOKです。


ですがただでさえ小さなワカサギがとっても小さくなります。


ワカサギの内臓を取る取らないの問題は、食べる人の好みと、料理する人に料理する残りの体力が余っているかどうかにゆだねられると思います。


筆者家族は地元ワカサギ名人の言うとおりに、内臓はとらないでおいしく頂きました。


ワカサギの簡単な料理法

釣りって楽しいのですが、朝も早いし、寒いし、意外と体力を使うのです。うちに帰ってから釣ったワカサギを料理するのですが、できれば簡単で時間がかからない料理がしたいというのが本音だったりします。


釣ったワカサギは揚げるのが一番うまいです!そして簡単でお母さんにもやさしいです!子供たちも頭からばりばり、大人はお酒のおつまみにと、箸が止まらないのは何といっても「ワカサギのから揚げ」ですね!



下処理したワカサギをから揚げ粉にまぶして揚げるだけです。簡単にできるので、キャンプなど野外でもお勧めの料理法です。


10センチ以上の立派なワカサギが多く釣れた場合は、少し手間をかけて「てんぷら」や「フライ」にするのがおすすめです。うまみがぎゅっとつまって、ワカサギの甘さふんわり香って病みつきになることでしょう。


10センチ以上のものは市販で売られているワカサギと大きさが同じくらいですから、釣ったばかりのワカサギと市販のワカサギの味比べをしても楽しいですよね。


大量につれたときの定番の料理法は「マリネ」や「南蛮漬け」です。から揚げにした残りでできますし、日持ちもします。お野菜と一緒に漬けると栄養バランスもさらにアップします。


酢の物がちょっと苦手な人には「アヒージョ」(オイル煮込み)はいかがでしょう?


下処理したワカサギを塩でつけておきます。


オリーブオイルをワカサギが浸るぐらいになべに入れて、鷹の爪とガーリックを入れ弱火でことこと20~30分ほど煮込みます。(高くしてしまうと揚がってしまうので、弱火です!)


熱が取れたら冷蔵庫にいれて冷やして味をなじませます。骨まで食べることができますし、アンチョビのような感覚でパスタやピザなど他の料理にも使えます。


もちろんお酒にもとっても合うのでおつまみにも最高の一品です。


最後に

ワカサギ釣りは冬の風物詩!大人も子供も初心者も気軽にできるのが最大に魅力なのではないでしょうか。


そして皆で釣ったワカサギを皆で食べる。どんな料理法であれ、自分たちで釣ったワカサギって本当においしいんですよね!


朝早く起きて、寒い中がんばって釣ったワカサギ釣りには思い出もいっぱい詰まっています。

これだからワカサギ釣りはやめられない!

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