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花粉症の時期は、目がショボショボしたり鼻水が止まらなかったりと、外出するのがイヤになりますよね。中にはせきが止まらなくなる人もいるでしょう。


目や鼻は、ある種生理的な現象でもあるため、身体への負担はそこまで大きくはありません。が、せきは身体の内部にも負担をかけてしまうことになります。肺はもちろん、程度によっては腸にまでダメージがいくんだとか。

ということで、花粉症の中で一番やっかいなのは「せき」なのです。一日通してせきが止まらないと、夜になる頃には「今日、いつもと変わらない一日だったはずなのに、何でこんなに疲れているんだろう…」と考えるくらいに疲れがたまっています。

今回は、そんな花粉症によるせきを予防・緩和するための3つの方法について紹介していこうと思います。



花粉症時にせきが出る理由



まずは、花粉症のときにせきが出る理由について。

花粉症になっても、急にせき込みだすことはほぼありません。最初はせきではなく、目や鼻から始まるのです。

せき込むとしたらその後で、花粉によって鼻が機能しなくなった結果、口呼吸をせざるを得なくなるからなんですね。鼻呼吸ができなくなると、花粉が口からそのまま体内へと入り込んでしまうことで、せき込むようになるのです。

せきを予防するには、まず鼻のケアをしっかりとすることが大事、ということですね。

花粉症の鼻対策は、「花粉症に効く鼻炎薬ってどれ?薬局で買えるおすすめの薬3選+α」の記事をご参照ください。

花粉症によるせきを緩和する3つの方法


それでは以下より、花粉症によって引き起こされるせきへの対策3つを紹介していきます。予防するためにも、もしくは緩和するためにも使えます。早め早めの対策を意識しましょう。

寝る前にマスクを付ける


日中、外出時にマスクを付けることは、花粉症の時期では当たり前のことですよね。それ以外に、寝る前にもマスクを付けるようにすると、より効果的です。

花粉症の時期にマスクをする理由は主に

  1. 花粉から守るため
  2. 乾燥を防ぐため

の2つがありますが、寝る前に付けるマスクは後者のためのものです。

既にせきが出てしまっているならば、極力「乾燥しないこと」に気を付けて過ごさなくてはいけません。

外出時のマスク着用も必須ですが、寝る前にマスクを付けることもまた必要なこと。忘れないようにしましょう。

ちなみに、寝るときは横向きになって寝ると、せきも出にくくなりますよ。仰向けだと、心臓や肺を圧迫してしまいますからね。


湿度を高めに保つ


上述したように、せきを防ぐためには乾燥に注意する必要があります。

水分を摂ったりマスクをしたりなどの方法で乾燥を予防できますが、一番簡単なのは、加湿器や加湿器付き空気清浄機などを利用することでしょう。スイッチをポチッと押すだけですからね。

Anypro(エンニプロ)のアロマディフューザー機能付き超音波加湿器は、300mlという十分な容量に、1・3・6時間のタイマー機能付きの加湿器です。

部屋の広さ的には、8畳程度がこのサイズの加湿器の限界でしょう。それ以上広い部屋で使用するとなると、複数用意するか、もっと容量やサイズの大きい加湿器を検討することをおすすめします。

ちなみに、加湿器を持っていないよっていう方は、ぬれたタオルを室内に干すだけでも効果がありますので、ぜひお試しください。


外出後には必ずうがいやシャワー


結局のところ、一番効果的なのは「手洗い・うがい」ですね。

外出すると、衣服や肌、口内などに花粉が付着してしまいます。家に帰ってからも花粉症の症状が出てくるのは、これらが付いたまま家に入るからなんですね。

というわけで、帰宅前に一度服をはたいて花粉を落とし、帰宅したら真っ先に手洗い・うがいを済ませましょう。欲を言えば、そのついでに着た服を脱いでシャワーを浴びて…とすると、室内に花粉をまき散らすことなく過ごすことができます。

ただ、お気に入りの服は何度も洗濯したくはないでしょうし、かと言って手洗いも面倒ですよね。そんな方には、外出時・帰宅後にはアレルシャットのスプレーを吹きかけることをおすすめします。花粉予防にもなるし、洗濯の手間も省けますよ。



おわりに


せきを予防・緩和するためには、多少面倒でもこれらの対策を一つ一つ確実にすることが大切です。


せきのせいで体力を奪われたり、乾燥して他の病気にかかったりしないように、毎日のケアは意識的にしましょうね。

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