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花粉症が悪化すると、「何だか頭が痛い…ぼーっとするなぁ…」なんていう状態になってしまうことはありませんか?
頭が鈍痛を起こすと、集中力が落ち、仕事にも集中できなくなります。それだけでなく、息もし辛くなっているため、身体的なストレスもかかり、体への負荷が非常に大きくなってしまいます。
「ただの花粉症だと思っていたのに、実は風邪?また違った病気?」と考えてしまうこともあるかもしれません。
しかし、そのときあなたが鼻づまりを起こしているなら、それはやっぱり、真っ先に花粉症の可能性が浮上してきます。
今回は、そんな花粉症のけん怠感や鼻づまりによる、ぼーっとする現象を解消するための対策を3つ紹介していきます。
目次
花粉症で頭がぼーっとする理由は酸素不足
結論から述べると、鼻がつまっていて頭がぼーっとするのは、「酸素不足」が原因と考えられます。
花粉症の頭痛の多くは、鼻づまりによって起こる息のし辛さに起因します。人は普段、鼻と口の両方から酸素を取り入れているのですが、花粉症になると鼻がつまり、口からしか息ができないような状態に陥ります。
さらに、鼻づまりによって鼻の周辺が熱くなり、発熱しているときのようなコンディションになることも。熱っぽい風邪のような状態になるため、花粉症と気付きにくくなるのもやっかいですよね。
花粉の時期に頭がぼーっとする原因は、酸素不足によるもの、ひいては鼻がつまっているからなんですね。つまり、鼻の通りを良くして全身に酸素が行き渡るようになれば、けん怠感が解消されるということです。
花粉症による酸素不足への対策3つ
ここではあくまでも、「花粉症による酸素不足」を解消するための対策方法をまとめています。鼻炎や風邪などは、また異なるやり方があるので注意してください。
点鼻薬を使う
点鼻薬は、3〜4時間ほど鼻の通りを良くしてくれるスプレータイプの薬です。
ドラッグストアなどでも販売されているため、すぐに購入して対処できるのがポイント。鼻うがいと違い、使うと痛いです。
初めて利用するときは特に痛みを感じるかもしれませんが、よっぽどの鼻づまりじゃない限り、1プッシュで鼻の通りがかなり改善されます。また、利用の際は鼻のかみ過ぎに注意。強くかみ過ぎると、中耳炎のリスクがありますからね。
蒸しタオルを鼻にあてる
今すぐに何とかしたい場合は、蒸しタオルを鼻にあてて通りを良くしましょう。
蒸しタオルは、
- タオルを水に浸ける
- 水滴が落ちなくなるくらいにまで絞る
- 使いやすいサイズにたたむ
- タオルをラップで包み、レンジで1分〜2分(600w)
- タオルを広げパタパタし、少し冷ます
- 「少し熱いかな」くらいになったらたたみ直す
このような手順で用意します。
完成したら、上を向いたまま鼻を中心にしてタオルを置き、しばらく放置しましょう。
そうすると、鼻周りが温まって血流が良くなり、鼻の通りが改善されていきます。
鼻の通りがマシになってきたらOKです。あまりやり過ぎると、タオルが冷えて逆効果になるため、ほどほどにしておきましょう。
適度な筋トレ・ストレッチをする
普段から運動している人は、そうでない人と比べて基礎体温が高めになっています。
歩く・走るなどの有酸素運動ではなく、筋トレなどの無酸素運動を取り入れる方が、体温上昇に効果的です。
蒸しタオルで鼻の詰まりが解消されるのは、鼻周りの温度が上がったためでしたよね。ということは、平均的な体温がちょっとでも上がれば、鼻づまりのリスクが軽減されることにつながるのです。
また、運動をすることで一時的に体温が上がるため、短期的に見ても効果が得られます。血流も良くなり、全身に酸素が行き渡るので、花粉症時には意識的に筋トレ・ストレッチをやるようにしましょう。
おわりに
花粉症によるけん怠感・頭がぼーっとする現象は、酸素不足からくるものです。
酸素不足を解消するためにできることは、
- 点鼻薬を使い、鼻の通りを良くする
- 蒸しタオルで鼻回りの血流を改善する
- 筋トレで基礎体温を上昇させる
の3つです。
深呼吸などで意識的に酸素を取り入れることも可能ですが、それよりも上記3つの対策で鼻の通りを改善し、鼻・口の両方で呼吸ができるように対処していきましょう。
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