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花粉症になると、喉の渇きに悩まされるようになります。
目のショボショボや鼻水、せき、くしゃみなど、花粉症の症状はさまざまですが、実は喉の渇きが一番厄介なのです。
それはなぜかと言うと、乾燥していると粘膜が傷付き、感染症にかかりやすくなるからなんですね。冬にインフルエンザが流行るのも、湿度が低いことに起因しているからなんだとか。
そんなわけで今回は、花粉症による喉の渇きをすぐに治す対策手段5つを紹介していこうと思います!
目次
喉の渇きを治す5の対策
花粉症による喉の渇きは、ただ水を飲むだけではなかなか解消しません。水を飲みすぎるのも、ときには身体に逆効果となりかねません。以下より、それ以外の方法を確認していきましょう。
マスクを付ける
花粉の時期には基本中の基本ですが、とにかく常にマスクをつけることが重要です。
外出時もそうですが、私は就寝時にも着用しています。睡眠中は、水分を摂らないまま長時間息をし続けることになるため、自然と喉を痛めやすくなる時間なんですね。
24時間同じマスクをつけ続けるのは衛生的にも問題有りなので、一日中つけるなら、マスクを2〜3回は取りかえるようにしましょう。
ちなみに、裏表で計2回利用するのはNGです。長時間利用と同じで、マスク部分に細菌やウイルスなどが繁殖しているからですね。
のど飴をなめる
のど飴は、喉に優しいはちみつやゆず風味のものも美味しくて効果もありそうに感じますが、なんだかんだで龍角散のど飴が一番だと思っています。
スースーするしスッキリ感があるしで、喉だけでなく鼻の通りなどにも効果的。
袋タイプで買うとチャックも付いているため、湿気ることもありません。長期間に渡って保存が可能なのもポイントですね。
のどスプレーを使う
喉に直接噴霧するタイプですね。
私も初めは「喉にスプレーしたところで、すぐに飲み込んでしまうだろうし、意味がないのでは?」と考えていましたが、しっかり喉に残って効きます。既に喉が痛いという人も、これを使えば痛みが緩和されるのでおすすめ。
味は美味しくないですが、プロポリススプレーが間違いありません。
加湿器を使う
冒頭でも言いましたが、人は乾燥によって、感染症にかかりやすくなります。
水分補給や保湿なども大事ですが、外部要因としての「室内の乾燥」にも目を向けたいところ。
湿度を高めるためには、加湿器を利用すると良いでしょう。どうしても「今何とかしたい」なら、コップ1杯の水をあなたの近くに置くだけでも、多少の効果は得られます。
しかし、最近の加湿器は1,000円代でも購入できるため、そこまでの出費でもありません。病院代や薬代のことを考えると、予防に対する投資としては、リターンは十分に大きいはずです。
嗜好品を控える
これまでは「何かを足す」やり方での予防方法を紹介しましたが、最後は引き算での喉のいたわり方を紹介します。
たとえばコーヒーや紅茶などのカフェインを含む飲み物、たばこなどは、喉が乾きやすくなる嗜好品です。
特にカフェインは利尿作用もあるため、水分が体外へ出てしまいます。乾燥を防ごうとするなら、これらの嗜好品は控えるようにしましょう。習慣付いてしまっているなら、少しずつでも減らしていくように意識するだけでも、効果は得られるはずですよ。
乾燥と花粉の関係
これまでの話から、花粉への対策は潤いが必要だということが分かってきたのではないかと思います。
というわけで、最後に「乾燥と花粉との関係」について少しだけ。
まず、室内が乾燥しているかどうかを判断するためには、静電気が発生するかどうかで確認できます。
静電気が発生しやすくなるのは、湿度が35%以下になっているときなんですね。ちなみに、インフルエンザ・ウイルスが繁殖する湿度も湿度が35%以下のときなんだとか。
湿度が高く保たれていると、花粉も空気中の水分を吸った重みで床に落ち、ついでにウイルスの繁殖も防ぐことができます。
湿度が高く保たれているかどうかを判断するためには、静電気が発生するか否かで判断すると良いでしょう。50〜60%程度の湿度が保たれていれば、室内に花粉やウイルスが舞うことも激減します。
このことから、春の本当の敵は、花粉ではなく乾燥だということが分かってきます。だからこそ、マスクや加湿器などで乾燥を防ぐことが重要なのです。
おわりに
花粉症で引き起こる喉の痛みは、乾燥を防ぐことで改善されます。
乾燥を防ぐことは、ウイルスを死滅させることにもつながり、結果的に健康的に過ごせるようにもなるため、春の花粉の時期には喉を潤すグッズをそろえ、乾燥対策をバッチリにして過ごしていきましょう。
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