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花粉症が発症する時期、目がショボショボしたり鼻づまりが起きたりと、症状は色々ありますが、一番辛いのは「寝付けないことによる睡眠不足」ではないでしょうか。
花粉の時期には鼻づまりが起こり、息がしづらいことから胸が圧迫されたような感覚になってしまい、そのまま寝苦しいまま一夜を過ごす…なんてことも。
しかし、事前にしっかりと花粉症対策をしていれば、鼻づまりになる可能性がグッと下がり、快眠できるようになるのです。
そんなわけで今回は、花粉症による睡眠不足を防ぐための、鼻づまりの対策・ケア方法についてまとめました。
目次
ライフスタイルから鼻づまりを治す
まずは、今すぐにでも始められることから。あなたの生活を少し見直すことで、快眠へとつなげていきましょう。
長風呂をする
鼻づまりというのは、全身を温めてあげることで多少緩和されます。
一番手っ取り早いのは、長風呂をすることですね。38〜40℃のお湯に、15分〜20分程度の時間入浴することで、全身に血が巡り、鼻の通りも大分改善します。半身浴のような入り方でもOKです。全身をしっかりと暖めることが目的ですから。
身体を温め、血の巡りを良くするという意味では、運動も同じく効果的。
習慣化するまでのハードルとしては、運動よりも長風呂に軍配が上がります。が、可能であれば運動も取り入れるようにしましょう。ウォーキングやランニングなどの有酸素運動ではなく、筋トレなどの無酸素運動の方が、基礎体温の上昇につながりますよ。
腸内環境を整える
腸内に住む細菌には「免疫細胞」というものがあります。この免疫細胞は、外部から身体の中に侵入してくる異物から私達を守ってくれるんですね。
免疫細胞の調子が低下しているときに花粉が入ると、一気に花粉症にやられてしまうのです。
ということは、腸内環境(免疫細胞)が整ってさえいれば、花粉症の症状を抑えられることにつながります。
腸内環境を整えるには、乳酸菌や納豆菌などが効果的。ヨーグルトや納豆などを日常的に食べることで、身体の中から花粉症を防ぐことができるようになるのです。
身体は横にして寝る
花粉症のときに仰向けになって寝ると、胸が圧迫されたような息苦しさを感じませんか?私もこれのせいで睡眠不足に陥るケースが多いため、気持ちはよく分かります。
この圧迫を多少なりとも防ぐためには、身体を横向けにして寝るのがおすすめ。横向けになって寝ることで、心臓を圧迫しなくなり、血のしっかりと循環するようになったり胃腸や肺などが楽になったりするのです。
横向き専用の枕もありますので、花粉の時期だけでもそちらに乗り換えるというのも一つの手。
快眠のための花粉症対策
生活を改善しても、すぐには効果が得られない場合があります。というわけで、ここでは鼻づまりを今すぐにでも解消したい人向けの花粉症対策について紹介していきます。
鼻炎薬を点鼻する
スプレータイプのものですね。一回の点鼻で3時間〜4時間ほど、鼻づまりを改善できます。
慣れないうちはツーンとして痛いでしょうが、しばらく使えば痛みも多少マシになります。鼻づまりがかなり改善されるので、これは持っていて損のないアイテムですよ。
また、点鼻したあとは軽く吸い込むのですが、その時あまり強く吸い込むと中耳炎になる恐れがあります。上を向いて、優しく吸うように注意しましょう。
マスクを付ける
マスクは日常的に利用するのも効果的ですが、寝る前に付けるのもまた効果的です。
花粉症や鼻づまりは、乾燥にさえ気を付けておけば、意外と悪化しないんですよね。乾燥させないためには、マスクを付けるのが一番。また、花粉は目・鼻・口から入り込んでくるため、その内2つを隠せるマスクは間違いなく花粉の時期の必需品でしょう。
加湿器をオンにする
安価な加湿器でも十分な効果が期待できます。私は会社のデスクに「ペットボトルに装着する」タイプの加湿器を持って行っています。
家で寝るときにはすぐ近くには置けないでしょうし、睡眠時間分加湿器が持続するようにしたいため、ある程度大きいサイズの加湿器を利用するようにしましょう。
おわりに
たかが花粉症ですが、花粉症によって起こる鼻づまりや睡眠不足などの悪影響は思ったよりも深刻です。
アラサー辺りにもなってくると、身体に無理が効かなくなってくるため、なるべく若いうちからこれらの対策・アイテムを揃えておくと良いでしょう。
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