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花粉が飛散する季節は外出時だけでなく、部屋の中に入ってきてしまった花粉にも注意をしたいですね。空中を漂っている花粉ははっきりと目に見えるものではないので、取り除くにも工夫が必要です。


効率よく部屋の中の花粉を取り除いて、家に帰った時くらいは辛い花粉症の症状が少しでも落ち着ける室内環境にしましょう。




花粉を部屋の中に持ちこまない工夫

花粉を部屋の中に持ち込まないようにするにどんな工夫があるのかご紹介していきます。


外出時は花粉の付着しにくい素材の服装で出かけましょう

花粉を防ぐには表面がツルツルしていて付着しにくい素材が最適です。ポリエステルやナイロン、レザー素材やデニムなどがお勧めです。表面に付着したとしても玄関の前で軽くたたくだけで花粉は取り除くことができます。

気を付けたいのがウールやフリース素材です。まだまだ肌寒い時期から花粉は飛散しているので注意したいですね。


帽子も必需品

花粉は髪の毛にもかなり付着します。帽子、スカーフなどを利用してガードしておきましょう。


空気清浄機を効果的に使う

空気清浄機はフィルターの目の大きさによって花粉を除去できるのか確認する必要があります。取扱説明書などに記載されているので確認しましょう。



さて、花粉の除去が可能な空気清浄機であれば次に考えたいのは、高い効果が期待できる設置場所はどこであるかということです。置き場所として最適なのが玄関や窓際。花粉の侵入口となる場所なのでここでシャットアウトするのは効果的です。


次に効果的な設置場所は暖房の反対側の壁際です。空気清浄機は空気が循環することで何度もフィルターを通過することになり、その効果を上げていきます。暖房から噴き出した温かい風は足元に向かって吹き出すようになっているために床を伝って流れてきた空気を空気清浄機が吸い込み、上部からきれいになった空気を吐き出します。この原理からいうと、夏は冷房の真下が効果的ですね。


窓を開けて部屋の換気をするときは時間帯に注意する

花粉の飛散が1日のうちで最も多いのがお昼12時~15時と夕方の17時~19時なんです。

部屋を換気することはとても大切なことなので、できるだけこの時間帯をさけて行うのが良いでしょう。


布団や洗濯物はなるべく外で干さない

布団や洗濯物はなるべくならお日様にあてて乾かしたいですね。でも花粉症の症状があるならしばらくは控えたほうが無難です。布団乾燥機などを利用して花粉の季節を乗り切りましょう。


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部屋に入ってきた花粉を取り除く方法

次は部屋に入ってきてしまった花粉を取り除く方法です。


加湿器を利用して床に落ちた花粉を取り除く

空気中を漂っている花粉を取り除くのは大変なことです。加湿器を利用して室内の湿度を上げると花粉は水分を吸って重くなり床に落ちてきます。

この床に落ちた花粉を取り除くのは拭き掃除が一番効率的です。

また使用後の雑巾はしっかりと洗って花粉を流しておきます。使い捨てのウエットタイプのシートなどを利用するのも便利ですね。


花粉の侵入場所は念入りに拭き掃除

外出先から帰った時に衣類から落ちたり、戸が開いた隙に舞い込んだりと玄関や窓は花粉のたまり場となっているはずです。水拭きで丁寧にふき取ったり、打ち水などができる場所であれば水を流して花粉のない状態に近づけておきましょう。


掃除機はフィルターの目の粗さをチェック

掃除機で花粉を取り除こうとすると、掃除機から吐き出される排気で花粉が舞い上がってしまいます。

さらに盲点になりやすいのは、掃除機のフィルターの目が以外と粗くて花粉などは通り抜けてしまうケースが多いことです。

多くの空気清浄機が採用しているHEPAフィルターを使用した掃除機なら花粉は十分に取り除けます。
このHEPAフィルターは0.3㎛のホコリを99.97%取り除くことができる性能なんです。

スギ花粉のサイズが30~40㎛なので十分すぎと感じていましたが、さらに小さい0.7㎛サイズのスギ花粉アレルゲン粒子が浮遊しているということ、最近気になるPM2.5にも対応できるので便利です。(病院などで使用されているULPAフィルターはHEPA フィルターよりも高性能だそうです)



まだまだできる花粉対策のポイントは静電気

他にも部屋に花粉を持ち込まない方法はありますよ。


洗濯時に柔軟剤を使う

花粉が付着するのは静電気のある衣類の方が圧倒的に多いことがわかっています。柔軟剤は静電気の発生を抑える効果があるので効果が期待できます。

香りも良いので好きな香りで気分もリフレッシュできます。


静電気防止スプレーを利用する

衣類の静電気を防止するのに効果的です。

特にカバンなどがあたる部分は衣類とカバンがこすれ合うことで静電気が発生しやすいので念入りにスプレーすると良いですよ。


服の組み合わせにも工夫

綿や麻の素材は静電気が発生しにくいのでこの季節はお勧めです。

また、静電気が発生しやすいといわれている素材でも、同じ素材で組み合わせると静電気の発生が起こりにくくなります。



部屋の中の花粉を出来るだけ減らすことで花粉症の症状を改善

辛い花粉症は少しでも花粉が飛散しないように工夫をすることで軽減できます。


持ち込まない。侵入したら効率よく取り除く。という工夫で今年の花粉シーズンを乗り切りましょう。

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