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そろそろ花粉症の症状がちらほら出てきている方はいるのではないでしょうか?かくいう私はアレルギー体質なので、もう2月の中旬あたりから鼻はグズグズとし始め、目もかゆくなってしまっている状態にあります。
そして、アトピーも持っているためアレルゲンに身体が過剰反応しているのか、肌もつっぱるような痛みが生じたり痒くなりアトピーが悪化したりと酷い有様です。
毎年毎年この季節には苦労させられているにも関わらず、いつも対処が遅れてしまい悪化させてしまうことがあります。こういった花粉症の場合、花粉が飛び始める時期より前から内服をはじめ備えるのが1番ということを知っていながらなかなかこの時期になってようやく気付くのです。
そこで、私はこのことを忘れてしまわないように、どの花粉がどの時期に飛び出すのかカレンダーの隅っこに書いて置けるよう調べましたので、一緒に紹介していきたいと思います!
目次
そもそも花粉症とは
ここで、そもそも花粉症とはどういったものなのかについて紹介します。
花粉症は、現在日本人の約25%以上の方が持っているとされていて、主にスギやヒノキの花粉がアレルゲンとなり、くしゃみや咳、鼻水といった症状がでるものを花粉症といいます。
この花粉症は花粉が飛散することによって生じるために季節によって症状の出方がことなります。かわって、季節に関係なくハウスダストや動物の毛、食物によって生じるものを通年性のアレルギーと分類します。
日本では、現在約60種類もの花粉症の元となるアレルゲンが報告されており、上記で説明した症状のほかに目のかゆみや皮膚のかゆみ、下痢や熱っぽいといった症状を現すときもあります。
また、アレルゲンとなる植物を(イネ科やシラカバなどのがアレルギーである人が野菜や果物などを)食べたとき、口がヒリヒリする、いがいがするといった口腔アレルギーも生じる場合があります。
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どの季節に何が飛ぶの?
この記事を読んでいる人にとって1番重要なのが「どの時期が大変なの?」ということですよね。持っているアレルギーにもよりますが、だいたいこの時期にこのような分布となっていきます。
花粉の量は少ないのは10月~1月にかけての冬季であると言えるでしょう。
スギ花粉
アレルギーの方が多く、またその飛散の時期も長いスギ花粉から紹介します。
スギ花粉は通年を通して飛散していることが多く、関東地方では8月を除く残りの11ヶ月は微量ながらも飛んでいることが多いです。そして、この厄介なスギ花粉がピークを迎えるのが2月~4月になり、5月はやや減少する、といったイメージになるでしょう。
北海道や沖縄ではスギの木が少ないことから他の地方と比較すると圧倒的に飛ぶ期間が短く、アレルギー体質で困っている人は長期旅行で北海道や沖縄に向かう方も例年いますね。
ヒノキ花粉
ヒノキの花粉はスギに比べてやや期間は短く2月上旬~6月下旬に花粉を飛散させるので、秋や11月などはヒノキの花粉が飛ぶことはありません。ただ、このヒノキの花粉のピークも3月~4月とスギ花粉と被るので辛い思いをする方は多いでしょう。
また、関東と言っても都心の方ではなかなか稲作を見る機会は少ないと思いますが、イネ科の植物も花粉を飛散させる時期が長く、1月を除いたほぼ通年イネ花粉は飛ぶことになるでしょう。
ただ、イネ科の植物でも時期によって実をつける時期が異なってくるので通年を通して酷く症状が現れることはありません。しかし、多くのイネ科の植物が実らせる4月~9月にかけては多く花粉が飛ぶことになるでしょう。
ブタクサ花粉
夏頃になると感じる方の多いブタクサ花粉ですが、関東では6月頃から飛散し始め、8月~9月がピークとなっている植物です。
その他の花粉
加えて、他にも患者数の多いハンノキ属カバノキ科の植物は1月~5月の中で3月~4月にピークを迎え、ヨモギ属キク科の植物は7月~11月の中、8月~10月にピークを迎えます。
患者数は少ないものの、ネズ花粉(スギ亜科)は3月~6月、カバノキ科は1月~6月、コナラ、クリ(ブナ科)は4月~6月、イチョウは4月~5月、ケヤキは4月~5月、マツ属は4月~7月に多く飛散し、花粉症の方を苦しめていることがあります。
まとめ
こうしてみると、花粉が一年中飛んでいることがよくわかりましたね。このようにピークの時期を確認することは、自分自身を守るためにも繋がると思います。
わたしは、血液検査を行っていて、スギ、ヒノキ、ブタクサにアレルギー反応を示すことがわかっているのですが、改めて自己管理と内服の大切さを知りました。
季節がらなんとなく「花粉症かな?」と思う程度で過ごしている方もいるとは思いますが、一度自分の体質を良く知り、時期に合わせた花粉症対策を行ってみてはいかがでしょうか。
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