スポンサーリンク

こんにちは。気持ちの良い季節になりましたね。泣きながら登園していた子どもたちも、保育園生活に慣れてきた頃でしょうか。

少しずつ、気温も上がり「髪の毛を切ろうかな?」と思っている保育士さんもいらっしゃることと思います。

「…でも、長い方が束ねられて楽かな?」と迷っている方もいるかもしれませんね。

今回は、保育士・保護者・そして子どもたち、それぞれの立場から考える保育士の“ベストな髪型”をお届けします。ぜひ、参考になさってください。


一番のオススメは?




いきなりですが、“ベストな髪型”を発表します。

それは、【ショートヘア】です。理由は、この後にお伝えしますね。

男性保育士さんが、さわやかな短髪なら好印象!

でも、女性の保育士さんの中には「せっかく伸ばしてきたのに…。」「これから結婚式があるから伸ばしたいのに…。」等々ショートヘアに抵抗がある保育士さんもいらっしゃいますよね。

ショートヘアはオススメの髪型ですが、ロングヘアでもポイントを押さえれば保育の仕事に適した髪型になります。長い髪の毛をどのようにすればベストなのか、一緒にみていきましょう。

ポイントを押さえよう


保育士の髪型を考える上で一番大切なのは、「保育のしやすさ」です。

“ロングヘアの可愛い先生になりたい!”という気持ちもあると思いますが、この職業は見た目より機能重視の髪型が求められています。次の3つのポイントを押さえて、自分にあった髪型を探してみましょう。

衛生面の配慮


保育の仕事は、食事の介助やおむつ替えなど衛生面に配慮しなければならない場面が沢山あります。

子どもたちの食事の介助中に、ロングヘアの保育士の髪の毛が味噌汁に浸かってしまっては、不衛生ですね。

オムツ替えの時、寝かせた子どもの身体に髪の毛が触れてしまうことも気を付けなければならない点です。

機能面の配慮


赤ちゃんのおんぶや抱っこをする機会も多い保育士は、赤ちゃんの目線にも立って考えなくてはいけません。保育士の背中におんぶされた赤ちゃんが、長い髪の毛がユラユラ揺れているのを見たらどうすると思いますか?

引っ張る・口に入れるなど保育士の見えない背中で色々なことが繰り広げられます。「あ~!ダメだよ!引っ張らないで~」なんて騒いでいては仕事になりませんから、機能面の配慮も大切です。

ヘアアクセサリも、赤ちゃんにとっては素敵なオモチャですから気をつけなくてはなりません。ヘアアクセサリの注意点は後程。

それから、戸外へ出ることの多い保育士は帽子が必須です。お団子ヘアにしたから帽子がかぶれない、なんてことにならないように気を付けましょう。

好印象への心がけ


人は見た目で判断してはいけませんが、印象って大切ですよね。特に「この先生にお願いして大丈夫なのかしら…。」と保護者に不安を抱かせるような髪型は避けなくてはいけません。

だからと言って、毎日カッチカチの髪型でも硬いイメージです。保護者や同僚の先生たちから「あ、この先生の髪型清潔感があってしかも可愛い♪」と思われたら万々歳です。

これらの3つのポイントを踏まえると、やはり【ショートカット】はベストと言えるでしょう。

他にも、蒸しにくい・夏のプール保育で濡れてもすぐに乾く!など良いこと尽くしです。しかも、アレンジに時間がかからないので忙しい保育士さんにはもってこいです。分け目を変えたりパーマをかけたりすることでイメージチェンジもできますよ。

スポンサーリンク



この髪型はタブー


一番のNGは【ダウンスタイル】です。ダウンスタイルとはアップの反対、つまり髪の毛を結うことなく流しっぱなしの髪型です。

私の知り合いに「安室ちゃんがスキなの。」とダウンスタイルで仕事をしていた保育士がいましたが、保護者からも同僚からも「ヤル気あるの?」とブーイングでした。

安室さんは有名アーティストです、保育士ではありません。好きな芸能人に憧れて髪型を真似するのは、プライベートだけにしましょう。

一部の髪を後ろでアップして束ね残りの髪の毛をダウンさせる【ハーフアップ】もベリーロングの方はダウンしてある髪の毛が衛生面や機能面に支障が出ますので控えましょう。

基本的に、胸元まで下りてしまう髪型は避けた方が良いでしょう。

長い髪の毛はアレンジ法が重要




長い髪の毛もうまくまとめれば、保育がしやすい髪型になります。

ポニーテール




後ろの髪の毛をゴムで留めたものが、ポニー(馬)の尻尾に似ていることから名づけられたポニーテール。

高い位置で束ねると、なんだかキュッと気が引き締まる気がしますよね。スッキリとしていて衛生面もクリア、保護者や同僚への印象も良いでしょう。

ネックなのは帽子をかぶるときにうまく収まらないことです。夏場で帽子が必須の季節は、高さを低めにしましょう。同じ髪型でも、高さの調節がしやすいのがポニーテールのメリットです。

サイドダウン




ダウンスタイルで、左右のどちらかに髪の毛を流すのがサイドダウンです。肩より前に髪をダウンさせるので、セミロングの方は衛生面・機能面ともにクリアです。

ロングヘアの方は、ポニーテールほど高さの調節がきかないのでダウンスタイルよりになりがちです。活動によって支障が出そうなときには、クルットお団子を作ってまとめてしまうと良いでしょう。

おさげ




赤ちゃんをおんぶする機会が多い先生は、ポニーテールではなく、おさげがオススメです。左右対称に髪の毛の束があり、耳より下で結ってある髪型がおさげです。前に流しているので、おんぶをしている子の気に止まりにくいでしょう。

ただし、食事の介助で支障がでることがあるので気を付けましょう。エプロンの中にしまえそうなら、食事中だけおさげを隠してしまうのも一つの方法です。

ツインテール




結い目が耳の上にあるのがツインテールです。おさげのアップとでもいいましょうか。帽子のかぶりにくさがネックですが、なんといっても元気な印象を受けます。

また、若い人でないとチョット勇気のいる髪型なので、ツインテールは新人保育士さんの特権ではないかと思います。

「なんだ~、結局1本しばりか2本しばりの二択か…。」とガッカリしたしまった方はごめんなさい。ご紹介したこの4つの髪型から、さらに【編み込み】などのアレンジをすると雰囲気も変わりますよ。

また、前髪は自由度が高くなりますので横に流す・パッツン・上部にまとめて留めるなど変化がつけやすいでしょう。

ヘアアクセサリの注意点


ヘアアクセサリの中で注意しなくてはいけないのは、ヘアピンの類です。スモールピンやアメリカピンなど、玉の有り無しに関わらず危険が伴います。

お世話をしている子どもに、何かの勢いで刺さってしまう、もしくは取れてしまったヘアピンを赤ちゃんが拾って口にしてしまうことが考えられます。

また、アレンジゴムと呼ばれる小さなビニル製の輪ゴムは、手軽でカラーも豊富ですが切れやすく注意が必要です。知らぬ間に切れてしまい、落ちてしまったゴミはとても見つけにくいです。

シュシュのように、子どもに触れても安心の素材の物を身につけるようにしましょう。

まとめ


オシャレがしにくい環境だなと思った方もいるでしょう。

保育士は、戸外に出る機会も多く紫外線で髪の毛も傷みやすくなります。トリートメントをして髪の質でオシャレをするのも良いですよ。保育士さんのツヤツヤの髪の毛に憧れる女の子は、意外と多いのです。

衛生面・機能面・そして印象に配慮した自分らしい髪型をみつけて、見た目も心も輝ける保育士になれると良いですね。

スポンサーリンク