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新人保育士のみなさん、こんにちは。お仕事には慣れてきましたか?暖かい季節がやってきて、気分も高揚してきますね。自分磨きに、ヘアカラーを考えている方もいることでしょう。

保育園から髪色の指定がない場合、「どんな色にしよう?」「どんな色ならいいの?」「髪色の明るい先輩もいるけど…。」など髪色に関する疑問もあるかもしれませんね。

この、“保育士の髪色”実はとても難しい問題なのです。何が難しいのか、じっくりと説明しますね。

保護者からも上司・同僚からも好感をもってもらえるような髪色を目指しましょう。


決まりがあるかを確認しよう




お勤めの保育園から、頭髪についての決まりや指定のお話があった方は迷うことがなくて良いのですが、困ってしまうのは

  • 常識の範囲ならOK
  • 社会人として自覚のある髪色
  • 派手すぎない髪色

など色の指定はないけれどハッキリとしない目安がある場合です。とても難しいですよね…

だって、“常識”や“自覚”の感覚って人によって違いますし、自分では控えめのつもりでも相手に“派手”と感じられてしまうことだってあるのですから。

それでも、赤・ピンク・オレンジ色などを避けて茶色系にするのが無難でしょう。

「黒に近い茶色って?」


「黒・または黒に近い茶色」「トーンの暗い茶色ならOK」という保育園も多いようです。

「黒に近い茶色」…これもまた難しいですよね~。

このあたりの色合いのことでしょうか?



それとも、このあたり?



みなさんは「黒に近い茶色」に見えますか?私が、保護者や上司だったらどちらもOK!を出しますね~。

目安の色を探すヒントとして、職場の先輩方の髪色を基準にするというのも一つの方法です。もし、できるだけ明るくしたいという方は一気に明るい髪色にせず、少しずつトーンを明るくしていくと良いでしょう。相手の反応をみていくのです。

「ずいぶん、明るいカラーだね。」なんて言われたらそれはアウト!1つトーンダウンして、それをキープです。

同じ茶色でも見え方がちがう


例えば、あなたと同僚が一緒に同じ美容室に行って同じカラーチャート(カラーリングの色)を選んだとします。

でも、髪の質や量で多少見え方に違いが出てきます。光りの加減で、色が明るく見えたりすることもありますよね。なので、一概に「この色で染めたからOK」ということにはならないのです。

もしかしたら、同僚は何も言われなくてもあなたは「髪の色が明るすぎる。」と注意を受ける可能性もあります。“何色”でカラーするかでなく“何色に見えるか”が重要になってくるのです。

そしてもう1つ、見方を変えた“見え方”を紹介します。

これは、偏見のようにもなってしまうのですが…例えば、明るくハキハキテキパキと仕事をこなす太陽のような、笑顔の絶えない保育士がいるとします。髪色はかなり明るいです。

でも保護者からは「先生、いつも明るくてこちらまで元気になりますよ。」「先生の笑顔素敵ですね!子どもも先生のこと大好きって言ってます♪」なんて評判だったりします。

これは、その保育士の保育の質が良く保護者からも認められていることが要因と考えます。そして、その人にとても似合った髪色なのでしょう。明るくて元気で人気のある保育士なら明るい髪色OK!というわけではありませんよ。

でも、声が小さくて自身がなさそうな会話の弾まない保育士が、同じ髪色をしていたら、きっと髪の毛の色ばかりが強調されて、保護者の目にもとまるはずです。「髪の色をそんなに主張できるのなら、もっと明るい保育を!」なんて思われても仕方がないことです。

こんな風に、色々な【見え方】【見られ方】があるということを覚えておきましょう。

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そもそも…を考えてみよう


茶髪のお話が先行してしまいましたが、そもそも黒が推奨される理由は何なのか考えてみましょう。

保育士は、大切なお子様をお預かりする仕事です。清潔感が重要なことは当然ながら、保護者との信頼関係、先生たちとの連携プレーなくしては良い保育はできません。

髪色がそれらを決定づけるとは言いませんが、相手に与える印象として髪の毛の色はキーになります。

私はこうだった


保育士経験のある私ですが、実は髪の毛の色は結構明るい方でした。市販のオシャレ染めでいうと、明るめモカの色に近かったと思います。

保育園の決まりとしては、話題にあげた「黒または黒に近い茶色」と書面で知らされていましたが、周りも明るいカラーの先生が多かったです。何せ、年配の主任が明るい色でしたので(白髪染め?)特に指摘されることもありませんでした。

保護者からも髪の毛の色について触れられたことはありませんでした。髪色を“魅せる”ような髪型ではなく、カチッと束ねていたので色は目についても印象は悪くなかったのかもしれません。周りの先生たちも、清潔感の感じられる髪型でした。

個人的には、保護者との信頼関係づくりには常々気を遣っていましたし、幸いモンスターペアレントは担任クラスにいませんでしたので、その辺がうまくいっていたことも良かったのかもしれません。

まとめ


社会的にも染髪が浸透してきている現代、若い保育士さんは特に茶髪に関心があるのではないでしょうか。

それと同じく、保護者も染髪しながらお仕事をしている方も少なくないと思います。その点、一昔前よりは理解が得られるのではないでしょうか。

個人的には、保護者からのクレームや上司からの指摘がなければ、自分らしい髪色で良いと思います。先輩の髪色をヒントに、自分に馴染む明るさの茶色をみつけましょう。

ただし、新人の保育士さんは保護者や職場の人たちとの信頼関係もまだ深まっていないでしょうから、悪い印象を与えないように気を付けましょう。

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