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学校に通われているお子様をお持ちのご家庭において、肌寒くなってくるときに身に迫ってくるのが「学級閉鎖」ですよね。特に冬になるとインフルエンザに、ノロウィルス、ロタウィルス、溶連菌感染症・・・と感染する病気のオンパレードです。
この「学級閉鎖」は現代では季節を表す代名詞といってもいいのではないでしょうか。
学級閉鎖は子供にとっても親にとっても悩みの種ですよね。特に小さい子供をお持ちの共働きのご夫婦にとっては、「ついにこの時期が来たか・・・」と、「わが子が学級閉鎖の該当クラスになってしまったら、どうやってすごしたらいいのか・・・」と、本当に頭を抱える人も多いかと思います。
大好きな学校に通えなくなったり、逆に病気になってしまわないかと不安に感じるようにお子様にとっても同じですよね。
学級閉鎖になってしまった場合、病気で休んでいるお子様はその期間は病状回復のために体を休める期間で当てていけばいいのですが、病気にならなかった元気なお子様はどのように過ごせばいいのでしょうか?
外出は?習い事ならいいの?仕事で休めないし、お友達のうちに子供を預てもいいのでしょうか?
など、考えたらキリがありません。
学級閉鎖に対して、いろいろな考え方をお持ちの親御さんもいます。トラブルにならないためにも、一度学級閉鎖に対する過ごし方を考え直してみましょう。
目次
学級閉鎖は基本外出NGが一般的
学級閉鎖の該当クラスに当たってしまった場合、基本的には「外出は不可」と言うことになっています。なぜ、「基本的には」というと、
実は学級閉鎖に対して明確な決まりはないのです。
休みの判断や基準は地方自治体によってもかわりますし、その学校自体でも対応がかわります。また流行っている病気の種類や、子供たちの症状によってもかわります。
実際、筆者の子供が通っている幼稚園や学校では学級閉鎖になると手紙が配られます。インフルエンザでの学級閉鎖でしたが、「学級閉鎖の該当クラスの生徒はなるべく外出を控えるようお願いいたします。」と書かれていました。
また同時に学童に通っている子供たちや、幼稚園のサービスで行われている預かり保育や習い事なども、該当クラスの生徒は「使用できません」となります。中学校になるとクラブ活動も中止になると言われていますよね。
しかし、
絶対に外出しないで!!・・・ではなく、あくまでも「控えましょう。」・・・お子様が元気だった場合、これが学級閉鎖中の過ごし方の悩みの種になるんですよね。
なぜ外出を控えるのかを考えよう。
学級閉鎖中の過ごし方は「基本外出を控える」。
うちの子は鼻水も熱も下痢もなくて元気なんです!という親御さんには元気な子をうちにずっと閉じ込めておくなんて!!
と、もやもやすることでしょう・・・。
なぜ、外出を控えて過ごしたほうがいいのか?
学級閉鎖にもなるくらいですから、確実に病気はそのクラスで広まっています。今は症状がでていなくても、実は菌やウィルスをもう持っていて、発症待ちの状態かもしれないという状態なのです。
しかし、あくまで「かも」なので、結果、3日4日すぎても結果、元気な子は元気に過ごしているのですが、学級閉鎖になった翌日に症状が出る子、2日送れて熱が出る子ももちろん多くいます。・・・子供だけでも様々です。
そのため、これ以上範囲を広げないためにも「基本的には外出は控える」というのが正しい過ごし方と言えるでしょう。
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では、習い事はどうしたら?
だいたい今のお子さんは習い事の一つや二つ行っていますよね。子供は元気だし、お金も払っているしと気を病むことでしょう。
しかし、やはり基本的には上記でもあげたように、
学級閉鎖=「元気に見えても病気をもう持っているかもしれない」
という状態なのにはかわりはないです。
ですから基本的にはお休みすることがベストな判断になるとは思いますが、習い事も集団で行うものか、個人で行っているものか、条件もそれぞれあると思います。
とくに個別に行っているような習い事であれば、子供の状態をみたうえで行かせてあげたいと思う親御さんもいるでしょう。心配であれば、一番は一度習い事のコーチや先生に「学級閉鎖の該当クラスになりまして・・・」と、尋ねてみるのもいいかもしれませんね。
特に地域で流行しているようであれば、習い事の方から事前に注意喚起の通達をしてくれるところもありますから、
困った場合は、一度聞いてみるのもいいと思います。
ですが、そこはあくまでも親の自己判断ということは忘れずに・・・。
学級閉鎖の友達同士で遊ぶにも配慮は大事
基本的に外出は避けたいところですが、共働きで休めない親御さんもいますし、生活リズムもスタイルも、その家庭において状況は様々で、考え方も様々です。子供を連れて出なければ行けない部分、どうしてもと致し方ない部分もあります。
中には、
- どうしても仕事が休められないから気心知れたお友達に子供を預けたい
- 数日立っても元気だし学級閉鎖のクラスの子同士、遊ばせてあげたい
このような、どうしてもという部分も出てくると思います。発散したい部分も出てくると思います。元気な子を閉じ込めておく気苦労もあります。
保護者は人それぞれです。本当にいろいろな意見を持っています。
中には「学級閉鎖の子と遊ばせるなんて非常識!」と考える方もいらっしゃるでしょう。
「数日見て変わりないようなら少しくらい発散させてあげたい」と思う方もいます。
ここは筆者個人的な意見なのですが、私はどちらの意見も、間違いではないと思います。子供の状態が悪い状況で無理して外出させるのは絶対に非常識ですが、そうではなく、一番子供の状態に詳しい親が見て判断しているわけですから。
子供が病気になってほしくない気持ちもわかりますし、元気であれば遊ばせてあげたい、習い事にも行かせてあげたいという気持ちは出てくると思います。気苦労もありますからね。
私はどちらかと言えば後者側ですが^^
気心しれたママ友でさえ、もしかしたら今は絶対体を壊してほしくない時期かもしれません。ですから「もし、大変だったらうちで面倒見てあげるよ」と言ってくれたとしても、ただお願い!とするのではなくて、そういった配慮を配ることが大事でしょう。
また、その逆で「学級閉鎖で子供をお願いできない?」「遊んでくれない?」とお願いされた場合も同じで、その後の状況を理解した上で了承するか、それとも不安だったらそこはきっぱり断るか。受けたとしても、断ったとしても、それは相手や子供を思い遣る選択肢の一つですからね。
まとめ
学級閉鎖をどう過ごすか。基本的な過ごし方は「なるべく外出は控えて静かに過ごす」ことなのですが、一番は「周囲の配慮を欠かさずに、乗り切る」というすべしかないとも言い換えられます。
今年、筆者も初めて学級閉鎖の該当クラスになり、平日4日間休むことになりました。さらに土日もプラスされ結果6日間。その間は仕事も休みです。
留守番させるには小さいこともあり、買い物程度には連れて出かけました。日中は粘土遊びをしたり、工作をしたり、時にお勉強をして、ゲームをして・・・と、時が止まっているんじゃないか?と思うくらいとてものんびり過ごしていました。
子供と一緒にゆっくりすごすのは、久しぶりすぎて正直楽しかったのですが、けれども仕事ができないつらさ、家のことが進まないつらさ、日がたつにつれ外に出たいという子供のフラストレーションも募ってきました。
学級閉鎖を初めて過ごしてみて・・・感想は想像以上に大変でした・・・。
ですから、一番大事なのは日ごろから体調管理を欠かさないことですね。予防接種なり、予防できるものは自己管理でしっかりしておくこと。
日ごろから栄養や休みをしっかりとっておいて、家庭でも、学校でも皆が健康に過ごせるように、周囲で気をつけながら冬を乗り切っていきましょう。
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