ココナッツオイルの悪影響！敏感肌の私が使用をやめた３つの理由

自然の物だから肌に塗っても大丈夫、と思っていませんか？日本では、無添加、無着色、無香料、オーガニックなどさまざまなワードが飛び、私達はいつの間にか植物由来は優しく体に良いものだと信じてしまうようになってしまいました。

でも、自然のものだからこそ、強くたくましいパワーがあり、体に良い成分で構成されていても天然の、ろ過されていない自然成分が肌や体にとって悪影響を及ぼす場合もあります。

アメリカでは2010年頃からその効果が注目されているココナッツオイルは、有名なモデルさんの使用で注目されたのをきっかけにブームになり、気になっている方、これから試す方もいらっしゃると思います。ココナッツオイルはビタミンEが多く、アンチエイジングに効果的など沢山いい事づくめな事もありますが、その前に、やはりデメリットも知らないと安心して使えないと思うので、わたしの『ココナッツオイルをやめた理由』をいくつかご紹介したいと思います。

ココナッツオイルをやめた３つの理由

まず１つ目はココナッツオイルを美容オイルをして使った時、毛穴の広がりが気になり始め、だんだんと毛穴が詰まり始めたのを感じました。それを取るためにはスチームタオルで毛穴を開かせ、湿った麺棒でくるくると毛穴のお掃除をしなくてはいけません。少しその作業を怠っただけで、今まで出来たところのない場所にニキビが出来てしまったり、余計な手間が増えるようになってしまいました。坑酸化作用があるとはいえ、オイルはオイルなので毛穴には溜まりやすいようです。

２つ目は保湿力の問題です。わたしはコンビネーション肌ですが、頬の部分には全く効果を感じず、Tゾーンは時間が経つほどテカつくなど、朝塗るとメイクがとても崩れやすく、下地を変えても無理でした。特別、ココナッツオイルじゃなきゃダメだというほどの保湿力と浸透性は感じにくかったです。

３つ目はココナッツオイルに含まれるカプリル酸とカプリン酸は肌に対する刺激が強い、ということです。ココナッツオイルを試した当時アメリカに住んでいたので、そこにあるサプリメントを取り扱うお店でココナッツオイルを購入して使用していました。するとオーガニックのものにも関わらず、なぜか手足に赤い斑点が現れ、驚いて病院へ行くと、どうやらアレルギー反応とのことでした。３、４カ月使用していて問題なかったので突然のことに驚きましたが、おそらく免疫力の低下によりアレルギーを起こしたのではないか、ということでした。病院で聞いた話だとココナッツオイルでアナフィラキシー症状に陥る場合もあるので気を付けた方が良いと言われ、それから使用を辞めました。

日本の食用のココナッツオイルはアメリカの物を再精製しているものが多いので比較的安心ですが、わたしのような場合もあるので、輸入食品、輸入雑貨屋さんで購入する場合は注意が必要かもしれません。特に敏感肌の方、さまざまなアレルギーをお持ちの方は気を付けてください。

まとめ

ココナッツオイルは自然の恵みが凝縮された天然オイルですが、やはり使用する際はパッチテストなどを行い、安全であるかを確認してから使用することが望ましいと思います。

わたしは残念ながら使用を断念せざる得なくなりましたが、これから使用される方はココナッツオイルのメリットだけじゃなくデメリットも理解した上で毎日の美容法にココナッツオイルを取り入れるかご検討されてみてはいかがでしょうか。