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ひな祭りの時期になりました。


皆さんは、何歳までひな祭りに雛人形を出して祝っていましたか?小学生までや結婚するまでなど、人によって様々でしょう。


私の実家でも、もうしばらく雛人形を見ていません。そう考えてみると、「ひな祭りの時期に雛人形を飾る」というのは、一体どれくらいの年齢までOKとされているのか、という疑問が生まれてきますよね。


それでちょっと気になったので、色々調べてみることにしました。そうすると、ひな祭りが何歳までの行事で、なぜ雛人形が飾られているのか。など、意外と知られていないそれらの疑問が、段々と分かってきました。


そんなわけで今回は、ひな祭りに雛人形を出す理由や、飾って良いとされる年齢などについてまとめました。




ひな祭りは何歳までの行事か

3月3日の、女の子のためのお祝い事「ひな祭り」。


「女の子の幸せを願う行事」だということは知っていたのですが、何歳までのお祝い行事なのか?というのは、実はよく知りませんでした。


これ、結論から言いますと、「何歳でも祝って良いもの」なのです。


基本的にひな祭りは、0歳〜ずっと、何歳まででも祝い続けて良いものだったんですね。「女の子の幸せを願う行事」ということで、確かに毎年やり続けても問題のない行事だったんですね。全然知りませんでした。


私の実家では、私が小学生の低学年辺りで雛人形が出てくることがなくなりました。そうなってからは、ちらし寿司やロールケーキなどのごちそうでひな祭りを祝うようになっていったんですけど。


一般的には、


  • 娘が飽きた頃
  • 娘が結婚したら
  • 娘が実家を出たら

などのタイミングでひな祭りを祝うこと、雛人形を飾ることがなくなるため、なんとなく「ひな祭りには年齢制限がある」ように感じられるようになっていったのでしょう。


何歳になっても祝って大丈夫な行事なので、雛人形をお持ちであれば、ぜひ今年からでも再開することをおすすめします。


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雛人形の本来の役割とは

私の実家もそうでしたが、雛人形が飾られることはなくなったとしても、ひな祭りはお祝いをするという家庭は結構多いのではないでしょうか。


イメージとしては「見た目にも華やかだから飾る」という雛人形ですが、実は「女の子を災厄から護るための身代わり人形」というのが雛人形の本来の役割なんですね。


雛人形を飾ることで、「向こう一年、悪いことが起きませんように」という神頼みをしているということなのです。


雛人形の処分・供養方法について

ただ、最近では住宅スペースの都合もあり、どうしても雛人形を持ち続けることが困難な家庭が増えてきています。


そうなった場合、身代わり人形としての、お守りのような雛人形を軽々しく捨てるわけにはいきませんよね。そんなことをしたら罰当たりが過ぎます。


なので、どうしても処分する以外に方法がないときは、お近くの神社に赴き、供養してもらうようにしましょう。


自分で運べない場合は、web上にて宅配を受け付けている神社もあるようです。業者によっては、供養した上でそのまま再利用する会社もあり、新たに大事にしてもらえるという点からもおすすめですね。


換気のためにも毎年出すことがおすすめ

せっかく雛人形を持っているのに、長い期間利用していない場合。中が湿気てしまい、カビが生えてしまうことがあります。


どうせ持っているのなら、やっぱりキチンと飾ることをおすすめします。祝い事でも厄除けの意味でも。毎年飾ることで、湿気防止にもつながりますしね。


長期間放置すると、それだけ開けるのが怖くなってしまうものです。和の人形って、何となくちょっと怖いですしね…。


いつまでも飾らないで放置し続けてしまわないよう、持っている限りはなるべく毎年雛人形は飾るようにしましょう。


おわりに

生まれてから死ぬまで、何歳になってもひな祭りに雛人形を飾って祝うのは問題なく、むしろ良いことですらあります。


また、基本的には娘のために用意されるものですが、自分のために雛人形を揃えて用意してもOKらしいです。


娘が飽きたから、結婚したから、独り立ちしたからなど、色んなタイミングで雛人形を出さなくなるタイミングが出てきますよね。しかしそこは、原点の「娘の幸せ」に回帰するとして、今一度ひな祭りに雛人形を飾られてはいかがでしょうか。

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