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可愛いわが子の初桃の節句。ひな人形の購入を考えているみなさん!何段のひな人形セットを買おうか迷っている方はいませんか?


「両親もお金を出してくれると言っているし、せっかくだから大きいものを」と考えている方や、「狭いアパートだけどケースじゃなくて段飾りがいいわ」と考えている方々に、今回は段別のおススメ情報をお伝えしたいと思います。




七段

ひな人形と言ったら、この七段飾りを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。いわゆる全員集合タイプの立派なお飾りです。ひな人形は元々、厄除けを願うことに由来していますのでこの全員集合タイプなら、そのパワーは申し分なさそうですね。


「では、これにしよう!」という方に注意していただきたいことがいくつかあります。


まずは七段飾りの大きさです。王道の七段飾りは間口150×奥行200×高さ182cmや間口136×奥行175×高さ188cmなど多少の違いはありますが、かなり場所をとる大きさです。


コンパクトタイプでも間口105×奥行138×高さ156cm前後の大きさで、現代の住宅事情を考えると広さにゆとりのあるお家におススメです。


次に、片づけに根気が必要なこと。出すときは楽しく飾れても、十五人の人形を丁寧にしまうと意外と時間がかかるものです。お道具は細かいものもあるので「パッと出してパッとしまいたいわ」とう方には向いていないかもしれません。


しかし大きい分、収納していた箱が段の下にしまっておけることもあるので便利な一面もあります。


ちなみに販売はしていませんが、過去に、ピラミッド型で29段お飾りした市町村もあったようです。高さは6m越え、人形は1700体越えだったとのこと…。わぁ~お!ですね。


五段

五段飾りになると選択の幅が広がってきます。まずは人形の数です。同じ五段飾りでも、全員集合タイプの十五人飾りと十人飾りのものがあります。


十人飾りになると左大臣・右大臣が入らないことが多いようです。また、十五人飾りでもお道具ありとお道具なしの2パターンがあります。さらに、七段飾りでは段に赤い布をかけて飾るものが多くみられますが五段飾りでは木製段の商品もメジャーです。


そして五段飾りになると、現代の住宅事情を考えた商品が増えてきます。コンパクトタイプが充実の品ぞろえで間口60×奥行73×高さ65cm前後もあれば間口24×32×31cm前後と大きさにも大分差がでてきます。


さらに、ドールハウスキットのミニひな人形(十五人)というものも登場!大きさは幅14×奥行11×高さ10cm前後、価格は3000円前後で購入できるようなので、「スペースはとれないけれど人形がたくさん揃っていたほうがいいわ」という方は検討してみるのも良いかもしれませんね。


伝統のひな人形から現代風のひな人形まで揃ってくるのが五段飾り、いろいろあって選ぶのも楽しそうですね。


三段

三段飾りも、五段飾り同様いろいろなタイプのひな人形がそろっています。ディズニー仕様のお飾りが登場するのもこの三段飾り辺りからかと思います。


“伝統のひな人形” にこだわるかたも三段になると、あまり場所をとらないので手が伸ばしやすくなるのではないでしょうか。


お殿様とお姫様に加え、三人官女とお道具というパターンと三人官女と五人囃子が飾られている場合が多いようです。見栄え良し、片づけもしやすい良いとこ取りの三段飾りかもしれませんね。


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二段

意外と見かけないのが二段飾りではないでしょうか。二段飾りの第一印象は“女子会!”です。お殿様とお姫様に加え三人官女がゆったりと飾られていてとても華やかです。こまごました感じもなく、きらびやかな雰囲気がします。


同じ二段でも商品によっては段の奥行が広いものがあり、上段にお殿様・お姫様・三人官女、下段に五人囃子・左大臣と右大臣・仕丁の三人という十五人乗せちゃった贅沢タイプもあるようです。


親王飾り

お殿様とお姫様お二人だけのお飾りです。寂しいと思う方もいるかもしれませんが、ひな人形は平安時代にこの男女一対から始まったのです。とても歴史のあるお飾りなのですね。


毎年、出すのも億劫にならない大きさです。シンプルに飾りたいという方におススメです。


レンタルひな人形

「飾る場所はあるけど、しまっておく場所がない」「毎年、大きな箱の出し入れが大変」という方には、レンタルひな人形がおススメです。ひな人形もレンタルできる時代になったのですね…。


衣装着ひな人形・木目込ひな人形が選べたり、親王飾りから十五人飾りまでお人形の数も幅広く選べます。レンタル期間は15日以上OKのお店もあるようです。


ただ、毎年同じお人形がレンタルできるとは限らないので一期一会のひな人形になってしまう可能性もありますね。


まとめ

昔、まだひな人形がセットとして売られていなかった時代には、お祝いに頂いた人形も飾っていたため人形の数に決まりはなかったようです。


十八人飾っていたり、段を増やして十一段飾りだったり…。ですから、ご実家に三段飾りがあってこれからお人形だけを増やすなんてパターンもあってもよいわけですね。


ちなみに、私は祖父母が七段飾りを買ってくれましたがもう15年ほどお目にかかっていません。やはりスペースの問題が大きな壁になっています。


せっかくだから、お殿様とお姫様だけでも出そうか…ということになるのですが、結局大きな箱を出してくることになるのでなかなか重い腰が持ち上がりません。


というわけで、「小さいころだけでも盛大に!」という方は王道の七段飾りがおススメですが、子どもの健康を願う行事として長年出したいという方には出し入れしやすくお手入れしやすいタイプがおススメです。


現代では、手作りのひな人形やスイーツひな人形、ひな人形キャラ弁など色々な親しみ方も増えてきました。“子どもたちに幸福がおとずれますように”と願いながら各ご家庭で楽しめるひな祭りになると良いですね。

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