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2月も終わり、春の季節を迎えようとしていますね。わたしの家では季節に合わせて室内をレイアウト、デコレーションをすることが習わしのようになっています。

3月になるということで私の家の玄関には小さなひな人形が飾られるようになりました。自分の兄妹が幼い時は大きなひな人形が飾られていましたが、兄妹も結婚し家をでていってからは大きなひな人形が出されることがな無くなってしまって自分の気持ちとしては少し寂しいような心持になりますね。

私の中ではひな人形が出てくることも風物詩のひとつでした。ただ、そんな中で大きなひな人形を出さなくなった母が小さな「流し雛」にもなるひな人形を飾るようになったのです。

わたしは「流し雛」という存在を知らなかったので調べてみることにしました。


流し雛とは



流し雛とは、ひな人形のおおもととなった形のものです。3月の桃の節句(上巳の節句)は薬草摘みを行うことが習慣だったようですが、それが紙で人の形を摸した人形へと変化していきます。

農民民族の日本では、この田植えや農作物の栽培が始まるこの時期にその人形を撫で、川に流すことによって自身の穢れとともに農耕作の害をその人形に託し、水に流して神送りすることでお祓いをする習慣が出来ていったそうです。

今でも風習として行っている地域はいくつかあるので少しずつ紹介していきたいと思います。

折り方


文面での説明では少々難しいところがありますが、簡単に作れる折り紙でのひな人形の折り方について紹介していきたいと思います。

  1. 縦と横、半分に折って一度折り目を付けて戻していきます。
  2. 中心となっている横の折り目の上の部分だけをさらに半分に折り目をまたつけ、広げていきます。
  3. 上部の折り線に合わせて1/4になるように内側に折り、上部の両端を中心の縦線に合わせて三角形になるように織り込みます。
  4. この折り紙をすべて広げて折り線がしっかりついていることを確認します。
  5. 別の折り紙を細く長く切っておきます。
  6. 裏面を表にしたメインの折り紙に対して、細く切った方の折り紙も同様に白い面を表にし、メインの折り紙の左右から少しはみ出すようにのりで貼っていきます。
  7. 下の両端を中心の縦線に合わせて三角形になるように折り込み、着物の合わせになるまん中の部分に顔を書きます。
  8. 裏返し、二等辺三角形の底辺になる部分を折り返し、折り返した両端を中心の縦線に合わせて三角形になるように折ります。
  9. 裏返しのまま、ひし形になった折り紙の顔側ではない方の頂点を表側に折り込み、頂点はそのまま重なり合いの部分に差し込んで完成となります。

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下鴨神社


流し雛で有名なスポットとしては京都の下鴨神社が有名ですね。下鴨神社の流し雛は平安時代から続く由緒ある行事のひとつとなっており、今年の3月3日も11時から行事が開始されるようです。

下鴨神社の流し雛は神職さんが御手洗社で神事を行い、その後に流し雛の儀が行われます。最初は神職さん、次にお雛さま、お内裏さまが流し雛の儀を行います。その後に幼稚園の代表者と舞妓さんもこの儀に参加して、幼稚園児たちは合唱をしてくれるそうです。

流し雛の館


鳥取県の用瀬町別府にある「流し雛の館」も有名なスポットです。京都の金閣寺を摸した大型木造建築の館ですが、内部の展示室には江戸時代をはじめとした各時代の雛人形や雛飾り、加茂人形、御所人形など約1,000体もの歴史ある人形たちが展示されています。

また、展示だけではなく行事として流し雛を実施しています。流し雛の館での流し雛は旧暦での3月3日に合わせた3月30日に今年は実施されるようです。当日訪れた人もその場で流し雛を購入することができ、イベントに参加することができるそうです。

ここのおすすめスポットは流し雛人形を自分で制作できる工房です。60分~と短時間で体験できちゃいます。ただ、3日は混み合うことが予想されるために制作することはできません。また、事前予約が必要となってくるので体験したい方は是非予約することをおすすめします。

その他にも流し雛の館近辺では食事をとることのできるスペースや物産展なども設けられているため、ゆっくり1日を過ごすこともできますね。

まとめ


伝統行事であるひな祭りではありますが、このような形で行う流し雛という行事もまた風情があっていいものですね。調べてみると自分も知らなかった名所やイベントも多くあったのでまた春の楽しみが増えたような気もします。

わたしも今年は姪っ子と一緒に折り紙を使っていくつかひな人形を作って飾っていきたいと思います。

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